携帯電波の700Mhz利用によるテレビの地デジに影響のある地域として、パンフレットがポストに入っていた。
「5月18日以降テレビの画像が乱れるおそれがあります」と書いてある。
そういえば何だかNHK京都放送を見ているときにチラチラと線が入ったりする。
電話をして来てもらうことにした。
予定日時の昨日大きなバケット車が来た。
「色々な角度からアンテナを撮影してもよろしいですか」
「どうぞどうぞ」
「アンテナ線の引き回しは自分でやったので、色々なところに混合機や分波器を使っています」
「わかりました」
「アンテナに登るには家の中から2階に上がりそこからハシゴをかけると簡単ですよ」
「いえいえ、屋根に上ることは規定で禁止されています。すべてバケットの利用となります」
「バケットじゃ無理ですよ」
発注元からかなりの制約があるみたいで、ヘルメットの着用、室内はテレビの裏側の受信感度調査をして、影響があるならアンテナのブースターに対策を施すという仕様となっているとのこと。
甲と乙の関係の受託者は大変です。
で、テレビの裏側で受信感度を測ってもらった。
電波は来ていますがレベルが低いですね。
ありゃま~。
さらに検査してもらうと原因がわかりました。
アンテナ線から地デジとBSを分けるための分波器があるんですが、間違えて分配器が接続されていたとのこと。
ありゃま~。
このテレビ買ったときに設置した業者が間違えていて、今まで気づきませんでした。
だから今までBSの画像が乱れることが頻繁にあったんだ。
別の部屋にあるもう1台のテレビの裏側を確認すると、きちんと分波器が付いていた。
あまり点けないテレビなので、この分波器と交換してみた。
なんということでしょう。
BSの受信レベルが今まで70前後だったのに、93という値が出た。
700Mhz利用によるテレビ影響の検査に来てもらってよかったです。
2時間くらい色々と丁寧に見てもらって無料といのが凄いです。
新しい分波器を買って取り付けます。