SONY TABLET Sのイヤホンジャックからアンプを通してスピーカーに繋げると、すごくいい音がする。
それ以降、MP3音源のアナログ変換に関してはSONYのとりこ。
さすがスマホ全盛の時代でもウォークマンは売れ続けるはずだと思う。
で、ネットでウォークマンを調べると11月に新たにNW-A16というハイレゾ対応機種が発売されるとのこと。
それまで待ちましょうかね、と考えながらボケ~とネットを探索していたら、過去に最高音質と謳われたNW-Z1060の中古品が安く出ているじゃ ありませんか。
それも京都の寺町店。
買うかどうか悩むことしきり。
スペック的にはクワッドコアではなくデュアルコアのプロセッサ。
RAMも512Mbと心もとない。
さらに大きくて重い。
はは~ん、こういったスペック至上主義の人達からだんだん嫌われて安くなってきているんだ。
でもね~、自分は音質至上主義といきたいところ。
スペックはどうでも音質が良ければそれでいい。
他の機能は他に持っているスマホやタブレットで十分補える。
結局どうしても音の確認がしたくて、寺町へ自転車で買いに行った。
お値段は13,000円ほど。
箱は虹色に光って豪華。気合の入れ方が違う。
中身は本体、充電と情報転送を兼ねるコード、それとヘッドフォン。
ヘッドフォンは新品で未使用だった。
中古で保障期間はたったの1週間。
点検開始。
表面も裏面も傷とかは無い。
中古品としては上出来。
ヘッドフォン端子や周辺も綺麗。
あまり使ってなかったのですかね。
滅多に使うことの無いHDMI端子といつでもプレーヤーが呼び出せるボタン。
このあたりも綺麗です。
ヘッドフォン。
ノイズキャンセラー付き?
充電してから立ち上げてみた。
WiFi設定もすぐに繋がった。
曲の転送はパソコンからドラッグ&ドロップで可能。
iPodとitunesのように、余計なお世話がないところがいい。
意図したままに転送ができる。
さっそく付属のヘッドホンで聴いてみた。
ありゃりゃ?ヘッドフォンからノイズが出る。
ノイズキャンセラーか何かが邪魔しているのか?
ヘッドフォンを愛用しているPioneerのSE-A1000に替えてみた。
ノイズは一切なし。
音質は狙いどおりで快適。
しかしまあ、音作りがうまいと思う。
聴いていて心地よい。
低音も締まって高域の伸びもいい。
かといってボーカルは引っ込まずに前に出る。
よくチューニングされた音だと感心する。
さっそくスピーカーで聴いてみた。
出力レベルは一般的なスマホより高いけど、SONY TABLET Sよりは控えめ。
定位もしかりして楽器の配置もはっきりとわかる。
SONY TABLET Sより良い音がしている。ような気がする。
ふむ、なかなかである。
アンプは鎌ベイ、スピーカーはJBLのSTUDIO 230。
鎌ベイアンプは色づけが無くNW-Z1060の音をそのまま出してくれいる感じ。
それに応えるようにSTUDIO 230が元気よく響かせてくれる。
聴いていて気持ちよいです。
MP3の320kbpsで詰め込んだ、クインシージョーンズやマライアキャリー等の録音レベルが超一流のものを朗々と鳴らしてくれる。
音楽に浸れます。
NW-Z1060で気に入ったのはフォルダ指定ができること。
アルバムとかアーティスト指定は使いにくくてしょうがない。
気に入った曲だけ聴かず、どちらかというとアルバム通しで聴くのが好き。
アーティストが起承転結を考えて曲順を選んだものが好き。
ベスト版とかはあまりにも商業主義的でくだらない。
イコライザーは細かく設定できるようだけど使わない。
音が歪む気がして嫌。
ウォークマンの売りの一つであるクリアステレオとかの設定。
色々と使って音の変化を試してみたけど、全てチェックを外したノーマルが一番いい。
これらの設定はくだらないヘッドフォンやイヤフォンを使ったときの補填のようなものだと解釈している。
いいヘッドフォンやスピーカーを使うときは不要だと思う。
自分が持っているスマホやタブレットの音質順位が入れ替わった。
順位的にはNW-Z1060>SONY TABLET S>amzon kindle HD7>>>iPod>203SH
このNW-Z1060は音楽専用とし、他のアプリとかは入れないつもり。
しょうもないアプリを入れて、裏でこそこそ動かれたらたまらない。
・・・・・
JBLのSTUDIO 230を買ってから、立て続けに鎌ベイアンプとこのウォークマンを買ってしもた。
しかし、トータル5万円程度でこの音が聴けたら、オーディオとしては安い部類ですかね。