ＮY株様子見で小幅安、一方、トランプ米大統領は大統領就任後初悪戯で「ウクライナの安全保障はヨーロッパの責任」と語った。「彼は取引が基本だ」と英ＢＢＣ（学校で教えてくれない経済学）

英BBCは「①トランプ米大統領は、26日開いた大統領就任後初の閣議で「ウクライナの安全保障はヨーロッパがやる。アメリカはやらない。ウクライナはヨーロッパの隣だからだ。イギリスもフランスも戦争が終わった後平和維持部隊をウクライナに送ると言っている。アメリカはウクライナへの軍事支援の代価をもらっていない。ゼレンスキー氏は明日にもやってくる。鉱物資源の取引をする。上手くいくだろう」と述べた。トランプ氏は取引が基本だ。スターマー英首相は28日、トランプ氏と会談する。外交には駆け引きが欠かせない。トランプ氏に嫌なことを言わなければならないがトランプ氏を味方につけておかなければならない。一方、一プーチン露大統領はウクライナ権益を狙っており、ロシアが占拠した地域には膨大なレアアース、チタン、リチウム資源が眠っている。一方、トランプ大統領の野心は中東にも及んでいる。ガザをリソート地に変えるとAI作成のＴRUP ＧAZAホテル、マスク氏が金をばらまくビデオを作成し流している。②　英石油大手BPのオーキンクロスCEOは26日「5年前の再生可能エネルギー発電2030年に20倍にする目標を撤廃すると発表した。BPの石油天然ガスの売り上げ比率は現在36%に対しライバルのシエル、エクソンは60%、80%で高収益をあげて居る。」と伝えた。」と27日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュ―ス」が伝えた。

フランス２は「①フランスはアルジエリアと結んだ1968年協定をで破棄する26日決めた。アルジエリア移民を強制送還する。②ガス料金が昨年対比20%上がった。ウクライナ戦争終結でロシアから天然ガス次第と見られる。③トランプ米大統領は26日、初閣議でEUはアメリカをうんざりさせた。EUからの輸入に25%関税をかけると述べた。メキシコ、カナダへの25%関税は3月1日から4月3日に延期すると話した都。」と伝えた。ドイツZDFは「①トランプ米大統領は全レンスキー氏に1週間圧力をかけ続けた。ゼレンスキー氏は鉱物資源で取引するとみられる。②SPDはショルツ首相からキリンベール党代表に変えてメルツDU党首と連立交渉を開始した。」と伝えた。スペインTVEは「ゼレンスキー大統領はトランプ米大統領と会談し鉱物資源で取引を行うと見られる。ゼレンスキー氏は安全保障は譲れないと話した。しかし、交渉の余地はほとんどないと見られる。」と伝えた。

26日、NY市場でダウは43,433ドル、188ドル、0.43%安、S&P500は5,956と＋０、0.01%高、ナスダックは19,075と48ポイント、0.26%高で取引を終えた。恐怖指数VIXは19.10と1.70%低下。米10年債利回りは 4.278%と0.68%上昇。ＮY外為市場で1ドル＝149.31円、0.18%高。1ユーロ=156.40円、0.06%高。1英ポンド=189.06円、0.07%高。ＮY原油（WTI）はバレル68.83ドル、0.31%高。北海ブレントは72.32ドル、0.03%高。NY金はオンス2，927.10ドル、0.12%安。ビットコインは8万4,859ドル、0.77%高で取引された。問題は日本である。トランプ氏の米大統領就任1か月で世界状状況はガラリ変わった。一方、日本は食べ物はうまい。街はきれいだ。人々は親切だとインバウンドの客員は口を揃える。当面のリスクである、いつ起きてもおかしくない地震に備えて乗り切りたい。（了）