ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

8月米CPI8.3%上昇、米FRBによる積極的利上げ警戒、NYダウ、一時、1,300ドル超下落、一方、日韓逆転現象目立つとNHK/BS「キャッチ!世界のトップニュース」で特集

2022-09-14 12:28:02 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


米労働省は13日、8月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比8.3%増(7月:8.5%増)(予想:8.1%増)と発表した。8月のガソリンは前年同月比25.6%増(7月:44.0%増)、7月比10.6%下落した。食料は11.4%増加した。エネルギー及び食料除くコア・インフレ率は6.3%増(7月 :5.9%増)と加速した。13日、WSJ紙電子版は「ガソリンは値下りしたが、コアCPI指数が前月比0.6%増、前年同月比6.3%増加しことで、来週開催の9月FOMCの3回連続となる0.75%利上げを予想、13日、NYダウは前日比1,276ドル安、ナスダックは5%以上値下がりした。米債券が売られ、利回りが上昇、ドルが買われた。」と伝えた。

13日、NY市場でダウは 31,104ドル、1,276ドル、3.94%安、S&P500は3,932と177ポイント、4.32%安、ナスダックは11,633と632ポイント、5.16%安で取引を終えた。個別では半導体トップのインテルが29.29ドル、7.10%安、1銘柄でダウを75ポイント押し下げた。住宅ローン金利の更なる利上げを警戒、米住宅最大手のホームデポが277.93ドル、6.59%安、1銘柄で129ポイント、ダウを押し下げた。恐怖指数VIXが27.27と14.24%急伸した。米10年債利回りは3.411%と1.48%上昇した。2年債利回りが3.741%と4.89%上昇、FOMCの12月会合での積極的利上げ継続をシグナルした。NY外為市場でドルが買い戻された。1ドル=144.53円、1.20%高、1ユーロ=144.07円、0.33%安、1英ポンド=166.12円、0.43%安で取引された。NY原油(WTI)はバレル87.59ドル、0.23%安、北海ブレントは同93.43ドル、0.56%安で取引された。NY金はオンス1,713.00ドル、1.59%安、ビットコインは2万274ドル、9.65%安と大きく売られた。

14日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCはニューストップで「エリザベス英女王の棺がバッキンガム宮殿に安置された。40万人が女王と最後のお別れをするとみられる。9月14~17日と期限を限定している。状況如何では早めの終了が見込まれる。」と伝えた。ドイツZDFは「ロシアはウクライナ侵攻後はじめての大規模な撤退を余儀なくされている最悪のタイミングでロシアが支援するアルメニアとトルコが支援するアゼルバイジャンがナゴルカルバスを巡り紛争が起こった。」と伝えた。

韓国KBSは「韓国映画「イカゲーム」がエミー賞6部門全てで受賞が決まった。韓国で人気がある映画が世界でも人気があることが証明され嬉しいニュースだ。」と伝えた。14日NHK/BS[キャッチ!!世界のトップニュース]で「日韓逆転」特集番組で韓国の若手研究者の第一人者の一人、イ・チャンミン教授が出演。「韓国の躍進に対し日本の停滞が特にデジタル化で顕著だ。デジタル化率で1位デンマーク、2位が韓国。日本14位。外国人留学生数で1位中国、2位インド、3位韓国:3万9,451人。日本は11位:1万1,785人。GDPに占める開発予算で日本は3.29%、韓国、4.81%。国会議員の女性化率:日本9.8%、韓国、18.6%を挙げた。少子化が問題だが韓国は万事ダイナミックだと説明した。果実だけを得ようとする横着な人が増えた気がする。失われた30年をどうするか。真摯に受け止めて欲しい。(了)

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「神戸の温暖化はどんなんか?」by気象予報士、南利幸氏(スケッチ&コメント)

2022-09-14 08:51:39 | スケッチ


第131回「酒蔵文化道場」

画・江嵜 健一郎



8月28日(日)午後4時から第131回「酒蔵文化道場」にNHKの土・日・祝日朝5時50分登場のおなじみの気象予報士、南利幸さんを講師に迎えて「神戸の温暖化ってどんなんか?」の話を聞いた。

南さんは「兵庫県西宮市の生まれ。NHKの現在の番組に出始めて17年経つ。放送のある前の夜に西宮の自宅から新幹線で上京する。」と話し始めた。「自分の前にはカメラのみで人がいない。」と放送の様子を会場正面に映した。「原稿はありません。途中で何があるか分からない。なにかあると原稿があると喋れなくなるからです。」との冒頭の言葉を興味深く聞いた。

「天気予報の見方は昔と変わって来た。何といっても気温の上昇です。激しい雨が増えた。」と話したあと「大昔は天気予報はなかった。色々なことわざを参考にしている。「猫が顔を洗うと雨が降る。」雨が近いと猫のひげが湿めるからだ。「下駄を飛ばして下駄がひっくり返ると雨。」下駄の鼻緒が湿気で重くなるからです。「山が傘をかぶると雨」「つるし雲が出ると山は大荒れ」「飛行機雲が消えないときは雨が降る」など次々紹介された。クイズ形式で会場に呼びかけながら話を続けた。

次にお天気マークの説明に移った。曇りマークの横に傘は曇りのち雨。曇りマークの横の傘マークが半分ほどの大きさだと時々雨などと細かく説明された。NHKと他の放送局と若干違いますが基本的には同じですと話された。

温度はどこで測るのか。神戸気象台の庭にある小屋の中の温度計で測る。百葉箱は今は使っていない。

本題の神戸の気温の話に移った。「神戸の年間の平均気温は1897~1947は16℃だった。それが1977年から少しづつ上がりはじめた。1987年にバーンと上がりました。次に2007年にまたバーンと上がりました。」とグラフを映しながら説明した。

神戸の年間の平均気温は1980~89年は16.1℃でした。それが2012~2021年では17.2℃に上昇しています。今の神戸の気温は1980年の宮崎並みです。

2~3月の気温を見れば1980~89年は5~8.5℃でした。2012~2021年は6.9~10.8℃へ1,8度上昇しています。

8月で見れば27.8℃が28.9℃になっています。南さんは「これはグアムとほぼ同じ気温です。グアムまで出かけなくてもよいことになりますね」と話した。神戸の気温は熱帯並みに既に上昇してしまっているなと厳粛に受けとめた。

神戸には昭和13年(1938)に大水害を経験した。第二次世界大戦後では台風13号(昭和28年)(1953),伊勢湾台風(昭和34年)(1959)は近畿地方に甚大な被害をもたらした。

まとめとして①気温は確実に高くなっている、②海水の温度もつれて高くなって来ている。③雨の降り方がより激しくなっていると話した。

質問時間に入り数人が手を挙げた。筆者は3番目に手を挙げた。「本物の南さんにお会い出来て光栄です」と前置きして「日本列島の天気予報の地図に韓国や中国がいつも書かれています。天気予報で韓国や中国と情報交換はあるのですか」と聞いた。

南さんは「いままで情報交換をしたことは私はありません。日本気象庁のデータ予報をもとに説明しています。気象庁同士ではやっておられるかもしれません。」と答えられた。

恒例により搾りたてのお神酒をお猪口一杯いただきご機嫌で帰路に就いた。貴重な機会をご用意いただいた神戸酒心館の安福会長様にひたすら感謝である。(了)

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