ワクチン接種会場風景
新型コロナウイルスワクチンの4回目の接種日の9月15日(木)午後2時半前に指定場所の東神戸センタービル8階へ出かけた。
広い会場は閑散としていた。接種会場入り口で検温、手の消毒をすませたあと本人確認書類と申し込みの際同封されていた過去の病歴現在の体調などを記載したシートを提出のあと問診を受けた。
異常なしでブルーの板で仕切られた接種ボックスに案内された。担当医師と看護師さんがおられた。
「利き腕はどちらですか」と聞かれたが、利き腕の右手を差し出し、チクリとやってもらった。看護師さんから「今晩、お風呂OKです。2~3日後遺症があるかもしれません。その際はご連絡ください。苦労様でした。」の言葉の末、全て終了した。
後遺症が心配で4回目を見送った方もおられると聞いた。ワクチンを打っていた方が重症化しないという触れ込みだけが独り歩きしている。
会場奥にざっと20ほどの椅子が並んでいた。接種を終えた4~5人が座っておられた。掲示板に「15分から30分安静にお待ちください。」との文字が見えた。行きがけの駄賃と言えば言葉は悪いが、いつものように会場の様子をスケッチ、帰宅後軽く彩色して仕上げた。
左手にノートを持ち右手で鉛筆を走らせている変なおっさんが居るなと思うらしい。係の方が傍に寄ってこられたので絵を見てもらった。せっかくだとおもい2~3質問した。
「1日どれくらい来られるのですか?」と第1問。「60人ほど来られます。」と。「今日は少ない方ですか?。」と第2問。「いままで1日80人が一番多い日でした。」と答えた。
ついでながら神戸市のホームページで最近の新規コロナ感染者件数を検索した。9月15日の神戸市全体の感染者件数が968件、前日比313件減と出ていた。減り方が半端でない。
15日までの1週間合計の感染者件数は7,402件、8月21日締めの1週間合計の22,942件をピークに劇的に減ってきていることが分かった。
日本全体でも新規コロナ感染者件数が減少している。なぜ8月にかけて急増し、9月中盤から急に減っているのか。素人の分際では理解不能である。
9月15日のNYタイムズ電子版によると、米国の新規コロナ感染者件数1日当たり6万4,318件、週間対比28%減、入院患者、3万2,272件、11%減、死者、491件、4%減と出ていた。NYブロードウエイは1年前に既に解禁している。
エリザベス女王の棺に別れを告げる人の数が一日70万をこえたと16日朝放送の英BBCが伝えていた。見落としでなければいいが、誰もマスクをつけていない場面ばかりだった。
日本もマスクなしの姿を見かけるようになったがまだ日本はマスク姿がほとんである。近くのスーパーでもマスク着用を店内アナウンスでお願いしている。
日本政府も今まで厳しく規制していた海外からの旅行客に個人旅行のケースに限り規制解除すると発表した。30年間、経済成長なしの日本経済の起爆材として、インバウンド復活なしには期待できないのだろうか。期待半分、心配半分が、現時点では、正直なところである。(了)