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膝や足首の動きが悪いとこうなる
以下の「転びやすくなる理由」で、その原因をいくつかは修正できることがあるように思います。
たとえば、筋力や反射神経の問題、関節可動域の制限等々は、我々鍼灸師が解決できる範囲と考えますので、ピッと鍼がそれらを解決してくれるものと考えています。
ピッと鍼の面白いところは、「古い傷」にも効果があることです。
これは、まだ臨床が少ないので、大きな声では言えないのですが、足関節を捻挫した人は多いと思います。
そして、その名残で高齢になって転倒することもあるはずです。(私はそう考えています)
つまり、人体にも「構造」があり「機能」があります。
ですから、歩き方だけで転倒防止を行うのは難しいのではないと考えているのです。
即ち、構造の見直しが必要だと考えているのです。
それがピッと鍼です。
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高齢者が転びやすくなる主な理由には、以下のような身体的・環境的・心理的な要因が関係しています。
1. 身体的要因
- 筋力の低下:特に下肢の筋力が衰えると、姿勢の維持やバランスを取るのが難しくなります。
- バランス感覚の低下:加齢により、前庭機能(平衡感覚)や体幹の安定性が低下します。
- 視力の低下:老眼や白内障、緑内障などにより視界が悪くなり、段差や障害物に気づきにくくなります。
- 感覚機能の低下:足の裏の感覚が鈍くなると、地面の状態を正確に感じ取れず、つまずきやすくなります。
- 関節の可動域の制限:関節の柔軟性が低下し、足を高く上げにくくなることで、わずかな段差でもつまずきやすくなります。
- 反射神経の低下:転びそうになったときにとっさに体勢を立て直すことが難しくなります。
2. 病気・薬剤の影響
- 脳卒中やパーキンソン病などの神経疾患:筋力やバランス能力が低下し、転倒リスクが高まります。
- 低血圧・起立性低血圧:立ち上がったときに血圧が下がり、めまいやふらつきを引き起こします。
- 骨粗鬆症:転倒時に骨折しやすくなるため、転倒の恐怖心が生じやすくなります。
- 糖尿病による末梢神経障害:足の感覚が鈍くなり、歩行時に正しい感覚を得にくくなります。
- 服用している薬の副作用:降圧剤、睡眠薬、抗不安薬などの影響でふらつきや眠気が出ることがあります。
3. 環境要因
- 自宅内の障害物:敷居やカーペットの端、コードなどに足を引っかけやすい。
- 床が滑りやすい:フローリングや浴室などで足を滑らせることがあります。
- 照明の不足:暗い場所では段差や障害物が見えにくく、つまずきやすい。
- 不適切な履物:サイズが合わない靴や滑りやすい靴底のものを履いていると、転倒のリスクが高まります。
4. 心理的要因
- 転倒への恐怖心:過去に転倒経験があると、歩行に対する不安が強まり、かえってバランスを崩しやすくなります。
- 注意力の低下:認知機能の低下や、歩行中に別のことに気を取られると転倒しやすくなります。
- 活動量の低下:運動不足による筋力低下が、さらに転倒のリスクを高める悪循環を生むことがあります。
対策
- 筋力・バランス訓練(スクワットや片足立ち、ゆっくりしたウォーキングなど)
- 適切な靴の選択(クッション性があり、滑りにくく、足にフィットする靴)
- 住環境の整備(段差の解消、手すりの設置、明るい照明の確保)
- 薬の見直し(副作用が出やすい薬を医師と相談して調整)
- 定期的な健康管理(視力検査、血圧管理、骨密度検査など)
高齢者の転倒は骨折や寝たきりにつながるリスクがあるため、早めの対策が重要です。