8月9日の記事≪寝違いの治し方・・・臨床連載―27≫で、「胸椎の歪みを
診断した上で治療を施す」という内容のことを書きましたが、手首や肘関節
や親指の痛みがある時も、多くが胸椎上部の歪みも原因しています。
そして、胸椎上部の歪みは、持論≪経筋腱収縮牽引≫で説明するように、
それぞれの臓器と関係していますので、家庭での胸椎上部の歪みの検出方法
と胸椎上部から指の矯正方法までを説明しておきます。
脊椎の歪みの診断に慣れている人は、脊椎を指で擦るだけで診断できますが、
慣れてない方は、以下の方法で行います。
非常に簡単な方法ですが、太り過ぎている人や、触診でわからない時は、私
もこの方法で診断しています。
経筋腱収縮牽引の原理図(Copyright by Mitsuroku Shinjo,Ph.D.)
≪経筋腱収縮牽引≫の詳細については、こちらを参照してください。
胸椎上部の歪みの検出と矯正方法は、
うつ伏せになり、右向きが楽なら、多くが心臓からの経筋腱収縮牽引があり
ますので、左肩から左の肩甲骨内側をほぐします。
ほぐしかたは、揉んでもいいし、 生姜シップをしても構いません。
左向きが楽なら、多くが肝臓からの経筋腱収縮牽引がありますので、右肩か
ら右の肩甲骨内側をほぐします。
上の2つで判断できない場合は、座布団などを胸の下に入れて、下図のよう
にすると骨が出てきますのでわかりやすく、ジグザグ状態に歪んでいる時は、
多くが腎臓からの歪みですので、 太もも踏みで、太ももの内側をしっかりほ
ぐせば楽になります。
斜め上からみるとこんな感じです。
上記の胸椎上部の歪みを矯正すると同時に、親指を家庭で矯正するには、
片方の手でワッカを作ります。
次に痛い指をワッカの中に入れます。
痛い指を、軸方向に押しつけるようにしながら、
最初はゆっくり廻していきます。
右廻りと左廻りでグルッ、グルッと廻し、痛みの少ない方向へ何回か廻して
から反対側にも廻していきます。
この方法が難しいと思われる方は、胸椎上部の歪みを矯正した後、痛い指を、
熱いお湯と冷たい水に交互に入れます。
この時、お湯や水に浸ける部分は、できるだけ患部を中心に、狭い範囲内で
浸します。
それは、患部に血液を集めては散らし、集めては散らすことで、新しい血液
と入れ替えることで、患部に起っている炎症を治めるためです。
注意点としましては、冷やすと悪化する可能性がありますので、多少の熱感
があっても温めることが早期の回復につながります。
診断した上で治療を施す」という内容のことを書きましたが、手首や肘関節
や親指の痛みがある時も、多くが胸椎上部の歪みも原因しています。
そして、胸椎上部の歪みは、持論≪経筋腱収縮牽引≫で説明するように、
それぞれの臓器と関係していますので、家庭での胸椎上部の歪みの検出方法
と胸椎上部から指の矯正方法までを説明しておきます。
脊椎の歪みの診断に慣れている人は、脊椎を指で擦るだけで診断できますが、
慣れてない方は、以下の方法で行います。
非常に簡単な方法ですが、太り過ぎている人や、触診でわからない時は、私
もこの方法で診断しています。
経筋腱収縮牽引の原理図(Copyright by Mitsuroku Shinjo,Ph.D.)
≪経筋腱収縮牽引≫の詳細については、こちらを参照してください。
胸椎上部の歪みの検出と矯正方法は、
うつ伏せになり、右向きが楽なら、多くが心臓からの経筋腱収縮牽引があり
ますので、左肩から左の肩甲骨内側をほぐします。
ほぐしかたは、揉んでもいいし、 生姜シップをしても構いません。
左向きが楽なら、多くが肝臓からの経筋腱収縮牽引がありますので、右肩か
ら右の肩甲骨内側をほぐします。
上の2つで判断できない場合は、座布団などを胸の下に入れて、下図のよう
にすると骨が出てきますのでわかりやすく、ジグザグ状態に歪んでいる時は、
多くが腎臓からの歪みですので、 太もも踏みで、太ももの内側をしっかりほ
ぐせば楽になります。
斜め上からみるとこんな感じです。
上記の胸椎上部の歪みを矯正すると同時に、親指を家庭で矯正するには、
片方の手でワッカを作ります。
次に痛い指をワッカの中に入れます。
痛い指を、軸方向に押しつけるようにしながら、
最初はゆっくり廻していきます。
右廻りと左廻りでグルッ、グルッと廻し、痛みの少ない方向へ何回か廻して
から反対側にも廻していきます。
この方法が難しいと思われる方は、胸椎上部の歪みを矯正した後、痛い指を、
熱いお湯と冷たい水に交互に入れます。
この時、お湯や水に浸ける部分は、できるだけ患部を中心に、狭い範囲内で
浸します。
それは、患部に血液を集めては散らし、集めては散らすことで、新しい血液
と入れ替えることで、患部に起っている炎症を治めるためです。
注意点としましては、冷やすと悪化する可能性がありますので、多少の熱感
があっても温めることが早期の回復につながります。