タイマッサージ(タイ古式マッサージ)は、タイの伝統的な癒しの技術で、独特な特徴を持っています。
ネットで検すると、「死んだ」とか「半身不随になった」とかで、あまりいい印象はないようです。
しかし、伝統的に続いていている技術には、必ずいいところがあります。
いいところを取り入れて、害の出るところを外せばいいわけです。
鍼灸もそうですが、カイロなどの手技療法もいい点があるから続いているのです。
でなければ、途絶えてしまいます。
日本でも次々を新しいテクニックが発表されていますが、それらも「お客さんに害を与える」となれば、即途絶えてしまうはずです。
だから、日本では「ヒトの体に治療目的で何らかの形でヒトを触る仕事は、一定期間の教育を受けなければならない」(詳細は)
タイマッサージの件に関して少し調べてみましたら、以下のようなことが書かれていました。
以下にタイマッサージの主な特徴を挙げます。
1. ストレッチ技術
- タイマッサージは「ヨガを受けるようなマッサージ」とも言われ、施術者が受け手の体をさまざまなポーズやストレッチに導きます。
- 筋肉や関節を伸ばし、柔軟性を高める効果があります。
2. エネルギーライン(セン)の活用
- タイ伝統医学では、体内を流れるエネルギーライン(セン)が健康の鍵とされています。
- マッサージはセンを刺激し、エネルギーの滞りを解消することで、体全体のバランスを整えます。
3. 手技の多様性
- 手、肘、膝、足など、施術者の体のさまざまな部位を使って圧をかけたり、揉んだりします。
- リズミカルな圧迫や揺らしが心地よく、リラクゼーション効果が得られます。
4. 床で行われることが多い
- ベッドではなく、床に敷いたマットで行うのが一般的です。
- 施術者が受け手と動きやすく、体を使ったダイナミックな技術が可能になります。
5. 服を着たまま受けられる
- タイマッサージは、受け手がリラックスできるようにゆったりとした服を着たまま施術が行われます。
- オイルマッサージと異なり、肌を露出する必要がありません。
6. 心と体への効果
- 肉体的な柔軟性や血行促進に加え、リラックスやストレス軽減、心のバランスの回復といった効果が期待されます。
- 瞑想的なリズムで行われるため、精神的な癒しも提供します。
7. 歴史と伝統
- タイマッサージは2500年以上の歴史を持つとされ、仏教文化と密接に関係しています。
- 元々は寺院で僧侶が修行の一環として行っていました。
タイマッサージは、リラクゼーションだけでなく、心身の健康促進や体の調整に役立つ素晴らしい技術です。リラクゼーション目的だけでなく、体の不調改善やエネルギーバランスを整えたい方におすすめです。
これからタイマッサージの利点をを鍼灸に取り入れてみようと考えているのですが、この何日かの実験では上手くいきそうです。
「そっとやる治療」なので、危険は一切ないですし、「気持ちいい!!!」で治療が終わります。