
画・江嵜 健一郎
ドクダミが今年も元気に咲きました。日曜日の14日例の更地で申し合わせたように咲き出したランと並べてスケッチした。
ドクダミは祖母が嫁入りの時に里から持参して家を建てるときに植えた子孫である話は以前ご紹介したが、絶えることなく生き続けているから誠に頼もしい。ランの方は植えた記憶はない。おそらく鳥の落とし物だと勝手に想像している。
ドクダミは十の効果・効用がある意味で十薬の別名がある。ドクダミは毒痛み。つまり毒や痛みを抑生する特徴に由来する。また独特の匂いが集まる場所「毒だめ」から転じたという説もあるとヤフーに出ていた。
ドクダミは血管を強くするため血流アップが期待できる。動脈硬化や心筋梗塞予防に役立つ。カリウムを多く含むので余分な塩分を排出するので血圧を下げる。水分排出するのでむくみに効果があると出ていた。
葉を十分乾燥させて出来るドクダミ茶はよく知られている。しょうぶ湯のようにドクダミをお風呂に入れて愛用している方の話はよく聞く。
ドクダミの花ことばは「白い追憶」。「野生」。「野生」は手入れしなくとも元気に育つ、生命力が強いところから来た。
4枚の白い部分は総包(そうほう)で葉っぱに近い性質の部位。中心部の黄色の部分が本当のドクダミの花であるとヤフーのブログに出ていた。
例年6月になれば、レインリリー、桔梗、紅葉葵、グロリアスが競争で花を咲かせて来るので楽しみである。花を描いているといつも元気をもらえる。花にひたすら感謝である。(了)