乳突縫合にもテストで刺鍼してみました
昨日、こんな患者さんが来られました。
・ 7~8年前に両目とも白内障と言われた
・ 両目の眼底が潰れているとも言われた
・ 左右とも視野が狭くなっている
・ 右目は見えにくくなっている
オステオパシーで頭蓋骨を動かし、その後に鍼で蝶形骨の調整をしたら、ものすごく良かったようで、帰りの際に次回お予約を取ろうとしていたのですが、私のところに来て、
「先生、次はいつがいいですか。来週ですか、来週がいいですよね。来週でいいですか」と聞くものだから、
「視力の問題なので、来週がいいかも知れませんねー」と返事するかしないかの間に、スタッフに予約を入れてもらっていました。
そして、
「視野が広がったわー。よく見える。ほんと良かったわー」と何度も言っていました。
そしてきょう来た患者さんも、「視力を調整しておきますねー」と言いながら、オステオパシーと鍼で視力を調整してあげました。
その後に、主訴の治療をしてから、治療を終わろうとしたのですが、起き上がってきて、
「うわー、目がすっきりしてますわー。これだと活字が読めるんじゃないかと思います」と言うので、スタッフが活字の文章を持って来て手渡しました。すると、
「読めるわ。はっきりは見えないけど、今まではボーッとして、全然見えなかったんですが、これだと読めますわ。周囲も明るくなりました」と話していました。
何をしたかと言うと、手技で蝶形骨と乳突縫合を調整したのですが、その後に鍼で整えておいたのです。
蝶形骨は、いろいろな骨と連結しているので、蝶形骨の歪みは、いろいろな症状に関係しているのですが、患者さんが一番自覚してくれるのは、目に関係する症状のようです。
6月26日(日)の 臨床実践塾 は、頭の骨を矯正するテクニックが多いのですが、鍼灸の特権を活かして「刺せば効果がある」というのを実験で見せたいと思います。