NYダウ4連騰、原油47ドル割れ好感:米国経済-学校で教えてくれない経済学
5月19日、NYダウは、米景気指数の指標とされる
消費者物価指数の上昇が鈍化したことを嫌気して
はじめ下げた。
しかし、あと、原油相場が、米国内原油在庫増から
今年2月9日来のバレル46.36ドルまで下げたことを好感、
終値では前日比28ポイント高の4連騰を記録した。
ハイテク株の指数となるナスダック指数は5連騰を記録した。
ドル相場は、消費者物価指数が上昇鈍化したことから、
米FRBの利上げスピードにブレーキがかかるとの見方から
はじめ売られたが、終値では、1ユーロ=1.2677ドルから
1.2637ドルへ、1ドル=106.86円から107.60円へ
値上りした。
対円でのドル上昇の背景には、人民元切り上げの思惑から、
対ドルで円が買われていたが、早急な元切り上げはないとの
観測からドルが買い戻されたことが指摘出来る。
5月19日のNY外国為替市場では、韓国の潤沢な
ドル資産保有を理由に、ドル買い、ウオン売り介入を
韓国政府が停止することを決めたとの
英フイナンシャルタイムズ紙の報道を、韓国政府が
否定した後、ドルが買いもどされた。
ドル買戻しには、5月14日閉めの新規失業保険
申請件数が、2万件減り、32万1,000件と米労働省が
発表したあと、米雇用状勢は、安定しており、原油高、
輸入増のなか、米経済は堅調を持続するとの見方が
背景にあると見られている。
原油相場が、3ケ月来の安値へ下落したことを受けて、
ナイジエリアの大統領補佐官、Edmund Daukoru氏は、
6月のOPEC総会で、世界の原油需給見直しを
迫られるであろうと発言した。
Daukoru氏の発言のあと、クエート、カタール、イランの
OPEC代表は、米石油在庫が急増すれば、原油相場は
暴落するであろうと警告したと5月19日つけの
ウオールストリートジャーナル電子版は報じている。
NYダウ4連騰、原油47ドル割れ好感。
原油、金利、為替の見方に己の姿を微妙に映しながら、
米国経済は、不安定な足取りを1年通して続けそうだ。(了)
5月19日、NYダウは、米景気指数の指標とされる
消費者物価指数の上昇が鈍化したことを嫌気して
はじめ下げた。
しかし、あと、原油相場が、米国内原油在庫増から
今年2月9日来のバレル46.36ドルまで下げたことを好感、
終値では前日比28ポイント高の4連騰を記録した。
ハイテク株の指数となるナスダック指数は5連騰を記録した。
ドル相場は、消費者物価指数が上昇鈍化したことから、
米FRBの利上げスピードにブレーキがかかるとの見方から
はじめ売られたが、終値では、1ユーロ=1.2677ドルから
1.2637ドルへ、1ドル=106.86円から107.60円へ
値上りした。
対円でのドル上昇の背景には、人民元切り上げの思惑から、
対ドルで円が買われていたが、早急な元切り上げはないとの
観測からドルが買い戻されたことが指摘出来る。
5月19日のNY外国為替市場では、韓国の潤沢な
ドル資産保有を理由に、ドル買い、ウオン売り介入を
韓国政府が停止することを決めたとの
英フイナンシャルタイムズ紙の報道を、韓国政府が
否定した後、ドルが買いもどされた。
ドル買戻しには、5月14日閉めの新規失業保険
申請件数が、2万件減り、32万1,000件と米労働省が
発表したあと、米雇用状勢は、安定しており、原油高、
輸入増のなか、米経済は堅調を持続するとの見方が
背景にあると見られている。
原油相場が、3ケ月来の安値へ下落したことを受けて、
ナイジエリアの大統領補佐官、Edmund Daukoru氏は、
6月のOPEC総会で、世界の原油需給見直しを
迫られるであろうと発言した。
Daukoru氏の発言のあと、クエート、カタール、イランの
OPEC代表は、米石油在庫が急増すれば、原油相場は
暴落するであろうと警告したと5月19日つけの
ウオールストリートジャーナル電子版は報じている。
NYダウ4連騰、原油47ドル割れ好感。
原油、金利、為替の見方に己の姿を微妙に映しながら、
米国経済は、不安定な足取りを1年通して続けそうだ。(了)