今年もウヨロ川にサケの稚魚が浮上しました。
産卵するエリアの上流部でも見られました。
この写真と動画はイレスナイ川の下流ですが、ふ化場からの放流はまだなので、
これらは昨年秋の自然産卵で生まれたサケです。野生サケと言えるはわかりません。
稚魚が育つにはこんな場所が必要だと思われる。
今年は異例の大雪で雪が深く、昨日初めて稚魚を確認しました。
膝の上までぬかります。
左からツボ足・スノーシュー・スキー(誰かな?)
1月に「北海道淡水魚保護フォーラム No. 12 in 札幌」
魚の放流~生物多様性の保全から考える~ を聴講しました。
本州での天然淡水魚の保全の事例が紹介されました。
北海道のサケは、10億匹の孵化場育ちの稚魚を放流しています。
今日の北海道新聞に、白老町社台川でも小学校の放流体験が行われているとう記事が載りました。
ウヨロ川の稚魚が放流されているそうです。
白老には多くの川がありますが、放流された事の無い川はあるのだろうか?
本州での放流数も約10億匹です。
案外、北海道より本州の川に、人知れず野生のサケが生延びているのではないだろうか?(想像)
純粋野生かどうかは別として、サケが遡上し自然産卵して、稚魚が生まれて育ち、海へ下り、
北太平洋ベーリング海で数千倍の大きさに育ち、海の栄養をウヨロ川に運んでくれる。
そんな川を大切にすることが必要なのだと思う。
昨年は秋サケが不漁だったせいか、スーパーにはチリ産サーモン・ロシア産紅ザケばかりです。
その中で、目を引くのは白老産本ます(サクラマス)です。美味しくいただいています。