久しぶりにポロトへ出かけた。ポロトの森の野鳥観察に参加しました。
日差しがなく、やや風もあり肌寒い天候だった。道東では雪だとか… あいにくの天候だがバスを借りてウォーキングに訪れた団体もあった。
ツグミが草地で熱心に虫を食べていました。途中で休むことなく、一気にシベリアへ帰るのだそうです。そのために体力をつけているのだという。
カワセミの巣穴がありますが、抱卵中に近付いたりすると卵を放棄してしまうので、観察するのはもう少し先だそうだ。自然を楽しむにも、正しい知識とマナーが必要なのですね。
湖の波間にカモの仲間が漂うのが遠くに見えました。コガモだそうだ。
ゴジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラなどのカラ類がいました。他にも複雑で美しいさえずりを幾つか聞きましたが、私にはわかりません。
ビジターセンターの窓からアカゲラがリラックスしたようすで「毛づくろい」をしていました。
野鳥図鑑によると、ツグミは森林・草原に生息、カワセミは河川や湖沼の枝に岩などにとまっていて、水面に飛び込んで魚を獲ったり水浴びもする。コガモも湖沼や河川に生息、
ゴジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラなどのカラ類とアカゲラは平地から山地の森林に生息する。
短い時間だったが、森林・草原・湖沼・河川に生息する野鳥を見る事ができた。
最近思う。
生物多様性を保全するためには、ポロトの例でいえば、森林・草原・湖沼・河川という生育環境をそっくり保全する必要があるという事なのだろう。
希少種を守ることも含まれるかもしれないがかなり違うと思う。
生物多様性を保全するという事は、多様な環境を保全することではないだろうか。
また、湿原を例にすると、北海道では、釧路湿原、霧多布湿原があるからほかはどうでも良いとはならないと思う。
まだ夏鳥が来ていないので種類は少ないそうですが、静かすぎのような気がしました。鳥たちも寒いと、活発には活動しないのだろうか。
今年の北海道のゴールデンウィーク前半は、屋内が賑わうかもしれない。