安倍晋三は、BSフジ「プライムニュース」で、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)について、「悪い高利貸し」からお金を借りた企業は、その場しのぎで未来を失う」と述べたという。詳しくは↓
「悪い高利貸ではいけない」=AIIBめぐり安倍首相(ウォールストリートジャーナル)
安倍内閣広報テレビ局であるフジテレビの番組で「気を許して本音」が出たのかもしれないが。しかし、私がここで寝言を言うのとは違い、たちまち世界中に知れ渡る。一国の首相が、他国の政策についてこのような言葉を使う神経が理解できない。
アジア・アフリカ会議の60周年記念首脳会議に出席するにあたって、「(中国の習近平国家主席と)もし自然な形で会談を行う機会があれば、もちろん、その用意はある。戦略的互恵関係の基本に戻って、さらに関係を改善していきたい」と述べたというのだが、本当にそう考えているのがろうか?疑わしくなる。「日本の対話のドアは常にオープンだ」の言葉も同じだ。
出発に先立ち、首相は習主席との対話について、首相官邸で記者団に対し、「日本の対話のドアは常にオープンだ。日中の戦略的互恵関係の基本に戻り、さらに関係を改善していきたい」と意欲を示した。