白老の自然情報

☆北海道にある白老町の自然情報を写真でお届けします。&私の”知る楽しみ”にお付合い下さい。☆

アオイトトンボ アオイトトンボ科

2015-08-13 22:12:20 | 生き物の観察

里自然公園の小沼で、挺水植物であるアゼスゲの葉につがいのトンボを見つけた。

素人としてはアオイトトンボか? 

 

アオイトトンボ アオイトトンボ科 

 北海道から九州まで広く生息しており、平地や低山地の森林内の湿地や沼地やその近くで見られる。

北海道では7~9月に見られ、大きさは36~43㎜。

よく似たエゾアオイトトンボは稀にしか見る事ができないという。

 

イトトンボの仲間はよく似た種があり、素人では見分けるのが難しいようだ。

7月8日 萩の里自然公園の彩りの森で見た、不明のイトトンボの仲間

日の当たる笹の葉上にへばり付くように止まっていた。

 

 

 

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ヒメナミキ(姫浪来) シソ科

2015-08-13 20:42:43 | 植物(草本)の観察

萩の里自然公園の湿地などの植物

小沼の周囲の若いハンノキ林の小さなヤチ坊主に、ヒメナミキが密生していた。

ヒメナミキ(姫浪来)シソ科 多年草 花期:6月下旬~9月 分布:北海道、本州、九州

 

山地~低地の湿地に生える多年草。高さ10~40cm。軟らかな細い茎の断面は四角形。

葉は狭卵状三角形で1~2㎝で先は尖らない。

短い柄があり対生する。花は上部の葉腋に1個ずつつき、花冠は5㎜ほどで細かな毛が生えているようだ。

上下2唇形で下唇は大きく幅が広い。

ヒメナミキはかつてミズバショウ通りの傍でも見られたが、萩の里自然公園の駐車場からセンターハウスへ向かう舗装道路の傍にも見られる。

白老では、湿地に生えるとされる植物が平地でみられることが多いようだ。

 

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ヘラオモダカ(箆面高)オモダカ科 

2015-08-13 20:29:51 | 植物(草本)の観察

萩の里自然公園の湿地の植物

ヘラオモダカ(箆面高)オモダカ科 多年草 花期:7~9月 分布:北海道から沖縄

 

北海道から沖縄にかけて分布し、湖沼、池、川、水田などの浅いところに生える抽水植物(根が水底の土中にあって、茎や葉が水面から上に伸びている水生植物のこと)である。

高さ30㎝~1mの無毛の多年草。ヘラ形の葉は根元に集まり、はっきり区別し難い葉柄を含めて長さ20~30cmで、厚みがある。花は3本ずつ輪生する枝につき、径は8㎜ほど。花弁と萼片は3個。外側の6個が雌しべで、中央に多数の雄しべがある。

近似種のサジオモダカは、葉はサジ形で基部が円形で、柄との境界は明瞭。

花期は7~9月だというが、もう終わりとう感じであった。

 

花のアップは、2010/08/10 ヨコスト湿原

 

 

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サワギキョウ(沢桔梗)キキョウ科

2015-08-13 20:20:21 | 植物(草本)の観察

萩の里自然公園のウヨロ川入口の近くに、水溜りの様な小沼を含む湿地がある。月曜日に様子を見てきた。

サワギキョウが見頃を迎えていた。

 

 

サワギキョウ(沢桔梗)キキョウ科 多年草 花期は8~9月 分布:日本全土 

山野の水辺や湿地に咲く高さ50~100㎝ほどの多年草。

互生する線状楕円形の葉には、柄はなく浅い鋸歯縁で先は尖る。

花冠は下部で3裂して上部は2深裂する。

上部から覗き込むような形をしたものが、5本束になった雄しべ、雌しべはその中心部にあるという。

下から順に咲くようなのでもうしばらく楽しめるかもしれない。

底部が軽石である小沼の周辺部と周囲の若いハンノキ(ヤチハンノキ)が主体の林内に咲いている。ヨコスト湿原では「湿った草原」エリアに生育していた。比較的栄養がる湿地を好むようだ。林内では「ひょろっと」育ち、林縁では多くの花をつけているようだ。

栄養と日照のバランスで生育場所を選んでいるように見える。

 

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