萩の里自然公園の中央通りの傍に、久しぶりにツリガネニンジンが咲いた。
エゾシカに食べられたり、草刈りで刈られたりで数年は見る事ができなかった。
それにしても大きい。2mほどもある。
ツリガネニンジン(釣鐘人参) キキョウ科 ツリガネニンジン属 多年草 花期 8~9月 分布:北海道~九州
低地から山地の草原や湿地に生育する、高さ40㎝~1の変異の多い多年草。茎は円柱型で直立する。
切ると白い汁が出る。葉は4~5枚ずつ輪生し、葉身は長楕円形で鋸歯がある。
花も茎の上部で青紫色の鐘状の花を下向きに輪生する。 花冠の先は浅く5つに裂け、花柱(雌しべ)は花から長く突きだす。
名前の由来は、この釣鐘形の花と、根がチョウセンニンジンに似ていることから。
根は薬用になり、天日で充分乾燥させたものを生薬で沙参(しゃじん)といい咳止め。
春の若芽は、茹でて水にさらし、あえもの、汁の実、おひたしや油いためにすると美味しいという。
白老のエゾソカはグルメだ。 2007/07/03