白老の自然情報

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キハダの実ー食べてみた

2021-01-11 14:21:45 | 樹木の観察

ハダ(木肌の実がまだ木に残っている。

ミカン科の木なので実は柑橘系の香りがしてやや苦味がある。

良く熟すと酸味も甘味もあるという。

ツグミ、ヒヨドリ、ウソ、オオマシコ、なんとエゾモモンガも食べるという。

 

先週雪の上に落ちているのを見つけた。

 

ウイマㇺ文化芸術プロジェクトの催しで、マユンキキさんにいただいて食べた「キハダの実が入ったトウモロコシとカボチャの煮物」の再現を試みた。

水と熱湯で洗って水で戻して煮たカボチャに混ぜてたべたが、それなりに美味しかったが何かが違った。

アイヌ生活文化再現マニュアルによると、

「霜が降りて実が黒くなってから採り、柄についたまま乾燥して保存し、一粒ずつ柄から外してあらかじめ2~3日ほど水に浸して、やわらかくしておきます。

冷めた状態から、沸騰ふっとうさせずに弱火でゆっくりと熱を加えて煮ます。火が通り、噛かんでみてやわらかければ、煮たカボチャと混ぜます。

カボチャが完全に崩くずれたら完成です。一晩おいて、冷ましてから食べます。」 と書いてある。

香り付けに入れた白菜の漬物も食べたことがあるが、優しい柑橘系の香りがして美味しかった。

 

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