キハダ(木肌)の実がまだ木に残っている。
ミカン科の木なので実は柑橘系の香りがしてやや苦味がある。
良く熟すと酸味も甘味もあるという。
ツグミ、ヒヨドリ、ウソ、オオマシコ、なんとエゾモモンガも食べるという。
先週雪の上に落ちているのを見つけた。
ウイマㇺ文化芸術プロジェクトの催しで、マユンキキさんにいただいて食べた「キハダの実が入ったトウモロコシとカボチャの煮物」の再現を試みた。
水と熱湯で洗って水で戻して煮たカボチャに混ぜてたべたが、それなりに美味しかったが何かが違った。
アイヌ生活文化再現マニュアルによると、
「霜が降りて実が黒くなってから採り、柄についたまま乾燥して保存し、一粒ずつ柄から外してあらかじめ2~3日ほど水に浸して、やわらかくしておきます。
冷めた状態から、沸騰ふっとうさせずに弱火でゆっくりと熱を加えて煮ます。火が通り、噛かんでみてやわらかければ、煮たカボチャと混ぜます。
カボチャが完全に崩くずれたら完成です。一晩おいて、冷ましてから食べます。」 と書いてある。
香り付けに入れた白菜の漬物も食べたことがあるが、優しい柑橘系の香りがして美味しかった。
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