白老の自然情報

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クマヤナギ(熊柳) クロウメモドキ科 ヨコスト湿原

2020-08-28 21:59:17 | 樹木の観察

久しぶりの投稿になります。

読んで下さっている方、コロナ 大丈夫でしょうか? 

自分用の食糧(笑い)の買出しの序に、ヨコストのクマヤナギの様子を見てきた。

丁度、今年の花が咲き始め、去年の実が黒く熟し始めているところでした。

 

黒い実を食べてみると、かすかに甘く柿に近いかすかな香りがしました。

調べると果実酒になり、葉は薬用にされるという。

 

クマヤナギ(熊柳) クロウメモドキ科 

北海道から九州の山地に生える落葉つる性樹木

花はその年に枝の先の方の葉腋などから円錐花序を出し、8~9月頃直径4ミリほどの緑白色の花を多数密につける。

果実は長さ5~7mmの楕円形で、翌年緑色から赤色になり、花の咲くころ黒く熟す。2年がかりで種を作る面白い植物です。

ちょうど実が黒くなりつつあるところでした。黒くなった実が熟して落ちると、花序は枝では無いので枯れるようです。

花(見えるのは萼だそうです)は開いているようでうすが接写の出来ないカメラなので良く分りません。

名の由来は、葉がヤナギのように見え茎が熊のように強いからクマヤナギとついたという

別名には、クマフジ、クロガネカズラ、イボタヤナギなど

同じクロウメモドキ科のエゾノクロウメモドキは、

かなり苦いが甘みもありエゾヤマザクラのサクランボに近いが、仲間のクロウメモドキの果実には「ケンフェロール、エモジン、クリソファノールなどが含まれ、いずれも大腸刺激性の瀉下作用がある。漢方では通便・清熱・消癥の効能があり、水腫や腹部脹満感、腹部腫塊、齲歯の痛みなどに用いる。」とある。

 

エゾノクロウメモドキ



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