久々に阿蘇に出かけた。
3ルート有る登山道はすべて再開したようだ。
ただ国道57号線は立野付近で通行できず、南阿蘇ルートか大津~赤水経由のルートによる。
ただ今回は大観望まで回る予定で、ミルクロードを通るコースにした。
(北外輪山:大観望から阿蘇五岳)
平地は30度を超える暑さだったが、ここでは涼しい風が吹き渡っていた。
中岳の噴煙もやや多めに見えた。
阿蘇駅方向の登山道から車で登り、草千里を通過して有料道路を山上へ向う。
料金徴収所の係員から「火口はガスのため覗けません。山上の駐車場までの登山となりますが、それでよろしければどうぞ」ということで、所定を料金を払って駐車場に車を止めた瞬間に避難勧告を受けた。
(阿蘇火口縁駐車場から)
火口付近に設置してある、火山ガス濃度が危険な状態を示す値になったので、観光客は直ぐさま待避し1Km以内には立ち入らないよう放送で指示された。
相方は車に乗ったまま、私は儚い抵抗で車から首だけ出して1枚だけパチリ。
ガスの匂いのなか下山した。
数年前に相方の母親の車椅子を押して、この火口にを覗いたことがあるが、その時は風の方向から直感で不味いと思って車椅子を急いで押して車に母親を移し終えたところで、火口周辺接近禁止になったことがあった。
爆発以外にもこうしたガス検知器による一時的な立ち入り制限は繰り返されている。
風向きが変わったりすれば解除され、その日ならもう一度料金を払うことなく登ることができるようだ。
(草千里)
火口付近の荒々しさとは対照的に2Kmほど下った草千里はノンビリした風景が広がる。
春リンドウが咲く草原を散策する人、馬に乗る人など思い思いに楽しんでいる。
草千里が一望できるレストランで、中国語のツアー案内人の甲高い声を聞きながら食事をした。
25年くらい前に沖縄でツアー客と一緒になったが、それはそれは圧倒的な賑やかさだったが、あれに比べたら静かなもので案内担当の中国語がなかったら、普通の個人客と見分けはつかない。
草千里の向かいには「烏帽子岳」が見えるが、草千里側からはあまり見られない光景が、南登山道を下山する途中に展開した。
(烏帽子岳東側斜面)
先般の地震とその後の数度に亘る豪雨によって崩れて、山肌が剥き出しになったところが沢山見えていた。
両側に崩れて山の稜線が剥き出しになっているところもあった。
この付近一帯はミヤマキリシマの大群落があったところだが、今は見る影も無い。
これが自然であり、この今の自然が災害前の自然に戻るには相当の年月が必要だろう。
トンネルをくぐって南阿蘇に向かう。
(南阿蘇:阿蘇望の里)
うって変わってノンビリした風景が広がる南阿蘇である。
ただし豊肥線立野駅から分岐する「南阿蘇鉄道」は一部を除きまだ復旧していない。
阿蘇は四季を通じていろいろな表情を見せてくれる。
JR豊肥線、国道57号線、南阿蘇鉄道と主要な交通路の一日も早い復旧が待たれる。
「風が舞う火が舞う阿蘇は時も舞う」
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3ルート有る登山道はすべて再開したようだ。
ただ国道57号線は立野付近で通行できず、南阿蘇ルートか大津~赤水経由のルートによる。
ただ今回は大観望まで回る予定で、ミルクロードを通るコースにした。
(北外輪山:大観望から阿蘇五岳)
平地は30度を超える暑さだったが、ここでは涼しい風が吹き渡っていた。
中岳の噴煙もやや多めに見えた。
阿蘇駅方向の登山道から車で登り、草千里を通過して有料道路を山上へ向う。
料金徴収所の係員から「火口はガスのため覗けません。山上の駐車場までの登山となりますが、それでよろしければどうぞ」ということで、所定を料金を払って駐車場に車を止めた瞬間に避難勧告を受けた。
(阿蘇火口縁駐車場から)
火口付近に設置してある、火山ガス濃度が危険な状態を示す値になったので、観光客は直ぐさま待避し1Km以内には立ち入らないよう放送で指示された。
相方は車に乗ったまま、私は儚い抵抗で車から首だけ出して1枚だけパチリ。
ガスの匂いのなか下山した。
数年前に相方の母親の車椅子を押して、この火口にを覗いたことがあるが、その時は風の方向から直感で不味いと思って車椅子を急いで押して車に母親を移し終えたところで、火口周辺接近禁止になったことがあった。
爆発以外にもこうしたガス検知器による一時的な立ち入り制限は繰り返されている。
風向きが変わったりすれば解除され、その日ならもう一度料金を払うことなく登ることができるようだ。
(草千里)
火口付近の荒々しさとは対照的に2Kmほど下った草千里はノンビリした風景が広がる。
春リンドウが咲く草原を散策する人、馬に乗る人など思い思いに楽しんでいる。
草千里が一望できるレストランで、中国語のツアー案内人の甲高い声を聞きながら食事をした。
25年くらい前に沖縄でツアー客と一緒になったが、それはそれは圧倒的な賑やかさだったが、あれに比べたら静かなもので案内担当の中国語がなかったら、普通の個人客と見分けはつかない。
草千里の向かいには「烏帽子岳」が見えるが、草千里側からはあまり見られない光景が、南登山道を下山する途中に展開した。
(烏帽子岳東側斜面)
先般の地震とその後の数度に亘る豪雨によって崩れて、山肌が剥き出しになったところが沢山見えていた。
両側に崩れて山の稜線が剥き出しになっているところもあった。
この付近一帯はミヤマキリシマの大群落があったところだが、今は見る影も無い。
これが自然であり、この今の自然が災害前の自然に戻るには相当の年月が必要だろう。
トンネルをくぐって南阿蘇に向かう。
(南阿蘇:阿蘇望の里)
うって変わってノンビリした風景が広がる南阿蘇である。
ただし豊肥線立野駅から分岐する「南阿蘇鉄道」は一部を除きまだ復旧していない。
阿蘇は四季を通じていろいろな表情を見せてくれる。
JR豊肥線、国道57号線、南阿蘇鉄道と主要な交通路の一日も早い復旧が待たれる。
「風が舞う火が舞う阿蘇は時も舞う」
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