カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

小判笹が見つけてくれた損傷箇所

2018-06-12 20:01:39 | 熊本地震
 熊本地震から3年目を迎えた今頃になって、新たな地震での損傷箇所を発見した。

 事の発端は、玄関脇の犬走りの上に置いていた「小判笹」に実がついてむやみと落ちて繁殖すると困るので穂先をカットすることにして、ハサミで切り始めたところ何本かが壁際に曲がっているのを発見した。

 
 (小判笹)

 これは既にカットした後の画像だが、先端が曲がっているので、多分壁に寄り掛かっているだけだろうと思い切るために手元に引き寄せたらズルズルと壁の中から小判笹の幹や葉っぱなどが出てきたのでビックリ。

 何の事かと手で触ってみたら、基礎部分と壁の部分の間に隙間が出来ている感触があった。

 
 (壁と基礎部分の隙間)

 2度の震度7の大地震で複雑な揺れ方をしたので、基礎と壁の間に隙間が出来た部分がある。

 この画像が一番隙間が大きい場所で、手鏡で下から映して確認したが他はそれほど傷んではいないようだった。

 取り敢えず、コンクリートや外壁用のコーキング材を買ってきた。

 
 (補修材料)

 とにかく雨水などが直接入り込む恐れは無い構造になっているが、放置すれば蟻などの虫が入ったり、湿気が入ったりする恐れが有る。

 とくに梅雨を迎えて放置するには忍びないので、今日から2日間の予定で被害の無いところを含めて、家の周りを全周にわたってコーキングすることにした。

 ただ玄関付近は直接目視出来ないし、作業も鏡を見ながらの手作業なので動作が反対になって、頭が完全におかしくなってしまいそうだった。

 それでも悪戦苦闘しながら塗りおえた。

 
 (手鏡での作業結果)

 表面が綺麗になるところまではとても出来なかったが、とりあえず隙間は全部埋め込んだ。

 それ以外の部分は段ボールを敷いて、仰向けに寝て作業をした。

 作業は結構つかれる姿勢だが、鏡での作業に比べたらずっと楽で作業も進捗した。

 
 (直接手作業できる場所)

 段ボールを移動させながら、尺取り虫のようにゴソゴソ動きながら家を半周したところで、本日は打ち止め。

 家の周りにいろいろと物を置いているので、それを動かした後に作業し、終われば元に戻すという動作も結構疲れる。

 明日の作業予定部分にも相当に物があるが、晴れそうなのでとにかく早く終わらせて本格的梅雨に備えたい。

 しかし考えてみれば丸々2年も放置し、発見は小判笹の功績によるわけだからあまり褒められた話ではない。

 どこの家でも構造は似たり寄ったりだと思うが、基礎と壁の接合部分でしかも目線に隠れた場所で見逃し易い箇所だ。

 天井裏など地震の後は見ていないが、一度覗いてみることも必要かも知れない。

 「6月の梅雨のさなかの五月晴れ」

 
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