カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

目立つ場所と目立たぬ場所と

2018-06-14 11:13:00 | 日常あれこれ
 人間でも草花でも同じで、メインで目立つ存在と陰でヒッソリという存在がある。

 派手なものはメインの花壇を飾ることになる。

 
 (一番目立つ場所)

 
 (バラとグラジオラス)

 バラは四季咲きだから年中気が向けば花を咲かせているが、グラジオラスは梅雨の鬱陶しい時期にパアッと明るくしてくれる。

 とくに黄色ばかりなので、とにかく暗い空模様に目立つ。

 以前はピンク系のものもあったが、気がついたら無くなってしまっていた。

 ここ数日壁補修をしたりして庭に出ることが多かったが、家の周りをグルグルまわっていると気がつかなかった花が咲いている。

 
 (ガクアジサイ)

 他の地植えのアジサイは咲かない年もあるのに、この鉢植えのガクアジサイだけは毎年花をつける。

 
 (サツキ)

 繁殖した菊や、あまり歓迎しない変な草花が生い茂った一角に、ちょっと一輪だけ可憐な花が見えたのでどこから落ちた花だろう?等と思って近付いたら何と生きている花で、しかも完全に他の草花の陰になって忘れ去られていた「サツキ」だった。

 もともと鉢植えで、とても綺麗な花で好きだったのだが管理が上手くいかず、枯らしたらまずいと思い20年くらい前に地植えした。

 何年かは他のサツキなどより時期遅れで花を咲かせていたが、そのうち他の草花の成長に囲まれ圧倒され、さらに先般の地震でブロックや瓦の下敷きになったのを掘り起こしたものの駄目だろうと諦め、そのうち忘れてしまっていた。

 ところが、たった一輪をもって強烈にアピールをしてきたわけである。

 さっそく周りの雑草クラスの草花を取り除いて陽の目を見せてやることにした。

 一隅を照らすなどという言葉があるが、花でも健気に一輪の花をもって周りを照らしていたのだ。

 「美しいものにはきっとわけがある」

 
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