カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

オソンタクって悪い事?

2018-06-06 09:22:20 | 人声人語
 国会もマスメディアも「もり・かけ」の蕎麦屋問答に明け暮れている。

 一年前に「伝えたいことと伝わることの違い」をブログにUPしている。

 言いたい事の真意が伝わっていない、あるいは大袈裟な伝えようがかえって相手の心に響かない。

 という主旨のことを書いている。
伝えたいこと伝わること
 「伝えたいこと」と「伝わること」は擦れ違うことが多い。 昨今政治家の失言(つい本音?)が多いが、問題視された後でのコメントは例外なく「発言の主旨が伝わっていない」。 文脈......

 昨今の状況も、伝えることの大切さを痛感させられる。

 言っていない、指示もしていない事が「忖度」されて実行に移された話である。

 メディアも「忖度」なる言葉をキーワードに、さも「忖度」が悪ででもあるかのような報道ぶりだった。

 この忖度が行われたかどうかを立証せよという話には?が???くらい点灯する。

 状況に鑑みとか心の痛みをおもんぱかって・・・等と云う心根話は日本のオモテナシと良い勝負なのだ。

 「オモテナシ」も贈収賄となれば、悪となるが「オモテナシ」自体が悪いわけではないのと同じこと。

 「伝えたい真意が伝わらない」話と、今回の「話してもいないことが伝わった」話は真逆だが残念なところは共通している。

 ただ、埋もれて死語になりかけていた「忖度」が見事に復活したのは、豊かな日本語いう観点からは喜ばしい。

 さて死語といえば、「朝顔に釣瓶取られて貰い水」・・加賀千代女の「釣瓶」が死語になって久しい。

 
 
 井戸の保存も大変だが、釣瓶の保存となると更に困難を極める。

 秋の陽は釣瓶落としなどといっても通じない人が多いだろう。

 「朝顔が取った釣瓶も今は無く」というのが、3~4年前に私が詠んだ川柳の一句。

 評価はサッパリだった・・・。

 今日の話のオチが悪いのは、きっと釣瓶のせいに違いない。

 
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コメント
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