カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

痛いの痛いの飛んで行け~状態

2018-06-03 15:21:12 | 日記
 人間の部品で大切でないものは無いようだ。

 日頃使っていないと思っている小指の先を怪我したとしても、立ち所に生活全般に亘って不自由を託つ。

 「腰」を悪くすると「腰って体の要だな」と思うし、「痔」の悪い話などは、聞いた方はつい失笑したりする。

 そうした話の範ちゅうに入るのが「歯痛」である。

 一昨日の午後から痛くなり、歯科医院に申し込んで直ぐに見て貰った。

 検査の結果「虫歯無し」「歯周病無し」ただ、歯の摩耗が激しいのでレントゲンを撮ってみるとのこと。

 結果は歯を思いきって食いしばって寝ているらしく、歯と歯茎に少し隙間が出来てその内側の部分が刺激しているらしい。

 診断結果から1週間ほど様子を見て状況が続くようなら、歯の噛み合わせを調整するか、マウスピースを造って就寝時だけ装着するという方法をとることになった。

 痛みも周期的で、痛くない時は食事も平気なのだからナントカなるだろうと思っていた。

 ところが昨日の夕食時から「痛いの痛いの飛んで行け~状態」になって、食事不能。

 

 夕べは痛いのを我慢し、食事を我慢し、考える事を我慢してひたすら寝ることにした。

 眠っていたのか起きていたのか不明のまま朝を迎えた。

 幾分頭痛は和らいでいたので、朝食のみそ汁担当として起き出して作ってはみたものの、熱さの刺激に絶えられず味見も出来ない。

 

 オマケに口も満足に開けられない状況で、とうとう相方に「おかゆ」を造ってもらった。

 口を開けられないといえば、今から20年くらい前に同じような状況になって、口が開けられず1週間煙草も吸っていないことに気がついて、折角1週間も煙草を吸わないでいたのなら、ついでに止めちゃえと禁煙してしまった。

 「禁煙成功の秘訣は歯痛になることだよ」などと、後日偉そうに友達に宣っていたことを思いだした。

 

 そうした成功体験も今回は何の役にも立たず、近所のドラッグストアに鎮痛剤を買いに行った。

 似たような話を持ち込む人は多いらしく、薬剤師が「マウスピースを勧められませんでした?」等と笑いながら言う。

 鎮痛剤と流動食のような、ゼリーとか液体とか何やら買い込んで帰宅した。

 カプセルの鎮痛剤を取り敢えずパクリとやって、水を飲もうとして「食後に飲んで下さい」というのを思いだして吐き出した。

 昼食は相方が造った、冷えたおかゆと冷えた豆腐のみそ汁と、ついでにセリ-状の食べ物と軟らかいバナナを食べた。

 で、さっき飲み残したカプセルを飲んで、取り敢えず再度寝た。

 今度は頭もある程度回転しているようだ。

 2日後は前立腺のPSA検査だとか、その翌日は謡曲の練習だとか、土曜は川柳大会の前夜祭の受付で中部・北陸の担当だとか、日曜日は全日本川柳大会の本番だとかが次々と頭に浮かんできた。

 歯が痛い状況で皆さんに笑顔で接することはかなりキツイぞ等と心配にもなっていたが、この分では持ちこたえられそうだ。

 ついでに句が6句も浮かんできたので、頭に関しては元より良くなっているかも知れない。

 その内の一句:「物理学神の仕業を探す旅」

 ああ、こりゃまだ正常に機能してないかも・・・。

 
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