カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

我が家に来るお米の故郷

2018-10-16 17:10:29 | 日常あれこれ
 「故郷の米はニッコリ炊き上がる」という句の主人公、米の故郷を覗いてみた。

 南側の里山の中腹にある橋から眺めると、米の故郷が一望できる。

 

 手前が福田・赤井地区で、田んぼを挟んで町の中心部が広がっている。

 左はそのまま熊本市につながり、遠方の山は二の岳・三の岳などの金峰山系である。

 この挟まった田んぼの、こちら側の山際が我が家にやってくるお米の産地である。

 

 農業用水や飲料水にも利用される「ソウメン滝」と呼ばれている場所がある。

 池の向こう側の岩肌の、1メートルにも満たない高さから湧き出した幾筋もの湧水を、ソウメンに見立てての命名なのだろう。

 

 とても浅い池だが枯れることはなく、底の部分からもプクプクと湧き出ている。

 地震のあと擁壁の整備・補修等のため池の中に作業車が入る事態にもなって、天然の水草がほとんど遣られてしまった。

 そのため、あま藻などを元の状態に戻すための植え付けなどが行われている。

 あと何年かすれば元の状態に戻るはずである。

 

 道路の脇の柿の木では、枝の先で残った柿がのんびりぶら下がっていた。

 この辺りは柿の産地でもあって、最近品種改良された大秋柿はブランド柿として高値で取引されている。

 恵まれた自然とのどかな風景のなかで育まれた稲は、刈り取られて籾摺りのあとお米と名前を変える。

 「一輪を見る人も無く稲の花」

 
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