意識する、フォーカスする

精神的な道において、意識する、意識であることが如何に重要であるか、ということは、クドいほど言ってることで、そのことを表す適切な言葉が見当たらないことも、毎度言ってることです。
そう、”意識する”、という言い方は正確なものではないのです。これをただの動詞として使っていないことはお分かり頂けるかと思いますが...
意識する、しようとしていることは、ほとんどそう意志して、思おうとしていることでしょう？
”思うこととは違う！”...それを超えて、又その根本にあること、だからそれは精神的な道の根本的な在り方ということなのです。在り方...自分が思い、やろうとすることに先立つ状態のことを表すものでもあるということですね。
意識しようとしなくても、そうなっている...そういう本来的な意識の動きがあるのです。
これが認識されると、何かある焦点におのずと集まって来るのが感じられます。
”意識が中心に集まる”...これもなんか言い方がおかしいようで、そうなっていること自体が、”意識的になる、なっている”状態とも言えるのです。
”神に意識を向ける”、何て便宜的に言ってますが、これは、そのように意識がある焦点に集められる、そうさせる何かがある、それを神的な何かである、と言い表そうとしているに他なりません。
そのように、意識的になっている状態というのは、常に焦点に向けられていることなのです。
毎度言っていることですが、これはある特定された部位に意志想念によって、意識を集中させることとは根本的に異なることを言っているのですよ！...意志想念によって集中されるものは思念的なものなんです。
一時、精神世界を賑わした、チャネリングのキャラクター、”バシャール”は、さかんにフォーカスする”、ということを言っていました。
これは、時に思念的なものであったり、多岐的に使われていたようですが、上記した根本的な意識の在り方”に関したことも含められていたのは間違いないと思われます。
意識的な在り方では、意識する、フォーカスするという動詞となるようなことは、ほんの取っ掛かりに過ぎません。これを思いを凝らしたり、思い描いたり意志想念に働きかけるとズレてしまいます。
ほんの意識するだけで、本来的な意識の動きに捉えられることが出来ます！(毎度、ヘンな言い方...色々含んで理解して！）後は自動的に開かれるだけなのです！
“よ～し、じゃあ、意識しよう、フォーカスしよう！“、そう思い立っただけで、何かおのずと開かれる、心が何かに惹きつけられるのを感じたら、もうシメたものですよ！...