INSIDE SORAMAME

福岡のバスのことなど・・

シューテングスター(31)

2009年07月15日 |    ┣ シューテングスター
(つづき)
太宰府市コミュニティバス「まほろば号」の「内山(竈門神社前)」のバス停。

竈門(かまど)神社は宝満山の登山口となっており(RKBラジオが毎年開催している「宝満登山会」の集合場所にもなっている)、私もここから何度か山に登ったことがある。

「まほろば号」は、太宰府市内を縦横に走っているが、ほとんどが循環運行なので、「狭義の終点」はかなり少ない。
ここ「内山」は山間部に位置するものの、太宰府の市街地からはそこまで距離がない。
貴重な折り返しスペースの存在という理由もあるのか、1時間あたり2~3本と、かなりの本数が走っている。

太宰府市内を流れる「御笠川」は福岡平野を北西に流れて博多湾へと注ぐが、宝満山を挟んで反対側の筑紫野市を流れる「宝満川」は、筑紫平野を南西に流れ「筑後川」と合流して有明海へと注ぐ。
空から降ってきた雨が、山のどちら側に落ちるかというほんの小さな差によって、全く違うところにたどりついてしまうという、どこか「運命」を感じる現象である(?)。

ちなみに、同じ「登山口」でも、かつて「31番」の終点であった「若杉登山口」へのバスは一日数本であり、しかも末期は、登山ができそうな時間にはバスが走っていなかった。
(つづく)
コメント (2)
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