(つづき)
福岡県宗像市の「中央公民館前」バス停。
英字表記は「意味重視」ではあるのだが、「CENTRAL PUBLIC HOLL」となっており、試験で書いたら減点されそうだ。
行先案内の部分には、「1-3番」の国立病院行きなど、懐かしい路線が見て取れる。
福岡市中心部と宗像市を旧3号線経由で結ぶ「26番」は、かつては10分間隔で運行されていたが、現在は郊外向けが1日4本だけ(深夜バスを含めると5本)という状態になっており、都市高速・旧3号線経由の「26A」、都市高速・新3号線経由の「赤間急行」に、その地位を譲っている。
バス停の行先案内には「26 福岡天神」「26A 都市高速経由天神」と表示されているが、前述の通り、現存する「26番」は郊外向けのみの運行なので、「26番」はここには停車しない。
行先案内では、「26番」の行先は「福岡天神」、「26A」は「天神」となっている。
宗像市は福岡市と北九州市の中間に位置しており、当初は北九州市のベッドタウンとして発展してきた(宗像市からさらに福岡市側にある旧福間町の原町団地も、もともとは新日鉄の社宅として開発されたらしい)が、近年は福岡市の影響力のほうが優勢となっている。
「福岡天神」は北九州市のベッドタウンの色合いが強かった頃の表現、「天神」は現在の表現といえそうであり、この行先案内にはそれらが混在している。
バス停名の一斉変更の際にも書いたが、これも北九州市の影響力の変化を示す事例といえるかもしれない。
(つづく)
福岡県宗像市の「中央公民館前」バス停。
英字表記は「意味重視」ではあるのだが、「CENTRAL PUBLIC HOLL」となっており、試験で書いたら減点されそうだ。
行先案内の部分には、「1-3番」の国立病院行きなど、懐かしい路線が見て取れる。
福岡市中心部と宗像市を旧3号線経由で結ぶ「26番」は、かつては10分間隔で運行されていたが、現在は郊外向けが1日4本だけ(深夜バスを含めると5本)という状態になっており、都市高速・旧3号線経由の「26A」、都市高速・新3号線経由の「赤間急行」に、その地位を譲っている。
バス停の行先案内には「26 福岡天神」「26A 都市高速経由天神」と表示されているが、前述の通り、現存する「26番」は郊外向けのみの運行なので、「26番」はここには停車しない。
行先案内では、「26番」の行先は「福岡天神」、「26A」は「天神」となっている。
宗像市は福岡市と北九州市の中間に位置しており、当初は北九州市のベッドタウンとして発展してきた(宗像市からさらに福岡市側にある旧福間町の原町団地も、もともとは新日鉄の社宅として開発されたらしい)が、近年は福岡市の影響力のほうが優勢となっている。
「福岡天神」は北九州市のベッドタウンの色合いが強かった頃の表現、「天神」は現在の表現といえそうであり、この行先案内にはそれらが混在している。
バス停名の一斉変更の際にも書いたが、これも北九州市の影響力の変化を示す事例といえるかもしれない。
(つづく)