(つづき)
「colors(19)」で取り上げた一色目の栗色、「couleurs(8)」で取り上げた二色目の栗色に引き続き、佐賀県三養基郡みやき町の三色目の栗色。
ただし、「栗」の字は「くり」とは読まない。
JR久留米までもう少し、といった感じの場所だが、筑後川を渡る橋が「40番」は長門石橋、「41番」は豆津橋であり、両者で経路が異なる。
反対方向。
「40番」は目達原を経由して佐賀バスセンター(第二合同庁舎)まで、「41番」は中原、綾部、麓駅、山浦を経由して鳥栖駅まで運行される。
鳥栖市と久留米市を結ぶ路線は、元々は
「西鉄鳥栖~鳥栖駅~高田~西鉄久留米~国鉄久留米~千栗~綾部~山浦~西鉄鳥栖~鳥栖駅」
「西鉄鳥栖~鳥栖駅~高田~西鉄久留米~国鉄久留米~大学病院~西小森野~西鉄鳥栖~鳥栖駅」
の2系統を基本として、久留米まで行かない「西鉄鳥栖~村田~綾部~山浦~西鉄鳥栖~鳥栖駅」などの支線で構成されていたようだ。
1番目のうち、「西鉄久留米~国鉄久留米~千栗~綾部~山浦~西鉄鳥栖~鳥栖駅」間が、現在「41番」として運行されている(当然、国鉄はJRになっていますが)。
この「41番」部分を除いた「鳥栖~久留米間」については、現在は、「10番」が「西鉄鳥栖~鳥栖駅~高田~西鉄久留米~JR久留米」間を運行している。
大雑把にいうと、2番目の循環系統のうちの「国鉄久留米~大学病院~西小森野~西鉄鳥栖~鳥栖駅」間がなくなって現在の「10番」のルートが残ったということになると思うのだが、それだけでは説明できないいろんな変遷を経ている。
ただ、私にはその「いろんな変遷」を説明できるだけの知識がない。
断片的な記憶を辿ると、「鳥栖駅~商工団地入口~高田~安楽寺~大学病院~JR久留米」とか、「JR久留米~長門石~旭小学校~下野~JR久留米駅」なども「10番」として運行されていた時期があったと思う。
また、基山駅と筑紫駅を結んでいた路線にも「10番」が付いていたが、これは「久留米~鳥栖」とは直接関係はない気もする。
ただ、久留米から吉井方面が「20番」、八女が「30番」、佐賀が「40番」、大牟田が「50番」と、キリの良い数字の番号は「幹線」として位置づけられていることから、「10番」にも、久留米から鳥栖、筑紫野方面に至る“骨格”のイメージがあったのでは?などと、勝手な想像だけは膨らむ。
「千栗」「道瀬橋」と、この付近では難読地名が続く。
(つづく)
「colors(19)」で取り上げた一色目の栗色、「couleurs(8)」で取り上げた二色目の栗色に引き続き、佐賀県三養基郡みやき町の三色目の栗色。
ただし、「栗」の字は「くり」とは読まない。
JR久留米までもう少し、といった感じの場所だが、筑後川を渡る橋が「40番」は長門石橋、「41番」は豆津橋であり、両者で経路が異なる。
反対方向。
「40番」は目達原を経由して佐賀バスセンター(第二合同庁舎)まで、「41番」は中原、綾部、麓駅、山浦を経由して鳥栖駅まで運行される。
鳥栖市と久留米市を結ぶ路線は、元々は
「西鉄鳥栖~鳥栖駅~高田~西鉄久留米~国鉄久留米~千栗~綾部~山浦~西鉄鳥栖~鳥栖駅」
「西鉄鳥栖~鳥栖駅~高田~西鉄久留米~国鉄久留米~大学病院~西小森野~西鉄鳥栖~鳥栖駅」
の2系統を基本として、久留米まで行かない「西鉄鳥栖~村田~綾部~山浦~西鉄鳥栖~鳥栖駅」などの支線で構成されていたようだ。
1番目のうち、「西鉄久留米~国鉄久留米~千栗~綾部~山浦~西鉄鳥栖~鳥栖駅」間が、現在「41番」として運行されている(当然、国鉄はJRになっていますが)。
この「41番」部分を除いた「鳥栖~久留米間」については、現在は、「10番」が「西鉄鳥栖~鳥栖駅~高田~西鉄久留米~JR久留米」間を運行している。
大雑把にいうと、2番目の循環系統のうちの「国鉄久留米~大学病院~西小森野~西鉄鳥栖~鳥栖駅」間がなくなって現在の「10番」のルートが残ったということになると思うのだが、それだけでは説明できないいろんな変遷を経ている。
ただ、私にはその「いろんな変遷」を説明できるだけの知識がない。
断片的な記憶を辿ると、「鳥栖駅~商工団地入口~高田~安楽寺~大学病院~JR久留米」とか、「JR久留米~長門石~旭小学校~下野~JR久留米駅」なども「10番」として運行されていた時期があったと思う。
また、基山駅と筑紫駅を結んでいた路線にも「10番」が付いていたが、これは「久留米~鳥栖」とは直接関係はない気もする。
ただ、久留米から吉井方面が「20番」、八女が「30番」、佐賀が「40番」、大牟田が「50番」と、キリの良い数字の番号は「幹線」として位置づけられていることから、「10番」にも、久留米から鳥栖、筑紫野方面に至る“骨格”のイメージがあったのでは?などと、勝手な想像だけは膨らむ。
「千栗」「道瀬橋」と、この付近では難読地名が続く。
(つづく)