INSIDE SORAMAME

福岡のバスのことなど・・

近い遺産(71)

2013年04月07日 |    ┣ 近い遺産
(つづき)
福岡市東区の国道3号上の「名香野」バス停。

「名香野」とは、このバス停のすぐ近くにあった西鉄宮地岳線の駅の名称。
名島」と「香椎」の間にあるから「名香野」…と思われる。

現在は、南東側に移動してJRの新駅と共同の駅舎となり、「千早駅」として営業している。

多々良中学校のところから3号線の機動隊前交差点に至る、香椎操車場を跨ぐ道幅の狭い陸橋があった頃が懐かしい。
でも、その陸橋を自分の車で運転して渡った記憶もあり、そんなに昔の話でもないと考えると、この付近の変化のスピードを実感する。

衰退してしまった「24番」も、操車場が厳然と存在した時代には、そのルートに合理性があった(というか、そのルートしか選択の余地がなかった)のだということがわかる。


バス停には、千早駅に停車する空港行きのバスのお知らせもあり、このお知らせを見る角度から、


真後ろを向いて、公園の中をまっすぐ進むと千早駅にたどりつく。
なので、このバス停も「千早駅入口」などの名称のほうが適切なのかもしれないが、ぜひとも「名香野」のままであってほしいものである。


こちらは駅から3号線方面の眺め。


21番」「23番」が今よりも多く、「22番」「24番」もあり、そして「26番」が10分間隔で走っていた時代から比べると、たしかに本数は減っているのだろうけど、このご時世にこれだけの本数があるというのはまだ恵まれている方なのかも。
(つづく)
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2013年4月1日ダイヤ改正(11)

2013年04月05日 |   ┣ ダイヤ改正2013
(つづき)
・コミバスニューエラ

再開した「美和台コミュニティバス」の車両は、前方側面後方にLED表示機が付いた新しいタイプ。

 
「美和台七丁目」「美和台六丁目第四」「美和台六丁目第三」…と、「美和台」で始まるバス停が延々と続く。
敢えて「美和台」を付けなくても、「六丁目第四」「六丁目第三」…という感じ準抽象名称で十分伝わりそうな気もしてくる。
ただ、同様の路線が各地に増えてくると、「六丁目第三」という名のバス停が福岡市内にいくつも乱立して検索に弊害が生じるという事態にもなりかねないことから、“先を見据えた判断”だと考えれば「美和台」を付けるほうが適切なのかも。

  
黒ビニールがとれた「JR福工大前駅」バス停は、


福岡市東区と新宮町の境界付近に位置する。

  
 
「西鉄三苫駅」バス停と、

   
駅構内のコミバスの案内掲示。
「再出発」というと、何か悪いことでもしたような感じ(笑)。


ひとつ先の「西鉄新宮」の駅前からは電車代替バスの「5番」が出ています。




 
ちなみに、「長丘~高宮循環バス」にも新車導入ということだったのだが、見る限りでは、これまでと同じ車両が使用されている。
4月1日から、というわけではなかったのかな?
ただ、車内には、「3月31日まで期間延長します」の告知が依然掲示されており、4月から新車導入の予定だったものが、何らかの理由で遅れているようにも見える(車両のことは全くわかりませんので、下手なことを書かないほうがよいでしょうかね笑)。
(つづく)
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2013年4月1日ダイヤ改正(10)

2013年04月03日 |   ┣ ダイヤ改正2013
(つづき)
・さようなら130番台2

行先番号変更前日の「グリーンパーク古賀」バス停。


結局、「グリーンパーク古賀~工業団地~古賀駅東口線」が「無番」なのか「133番」なのかという論争(?)には決着がつかぬまま、時間切れを迎えた(こちらの記事のコメントも参照のこと)。


4月からは「6番」となり、一部が、古賀駅東口から先、舞の里まで延長されている。

まだ、新しい番号を掲げたバスを見ることはできていないのだが、


西鉄のサイトで「舞の里」の時刻表を出してみるとこんな感じ。
先日の記事で、“「薦野行き」は「4番」ではなく「3番」が正解ではなのでは?”と書いた件については、やはり「3番」が正解だったもよう。

しかし、番号は変わったものの、時刻表の「経由地」に出てくる「国立病院」や「役場前」は相変わらずであり、今回の改正が、「路線を一から再編する類の改正」ではなかったことを物語っている。

この先、小さな変更を積み重ねていくのか、近い将来、一から再編することになるのかはわからないが、以前提案した「筵内系統のサンコスモ乗り入れ」や「舞の里とグリーンパークの直通系統の新設」が今回たまたま実現したので、今後、古賀市内線で起こりそうなことを勝手に予測して書きとめておきたい。

□バス停名の改称(実態に即した名称に変更)
 グリーンパーク古賀 → クロスパル古賀
 コスモス館前 → グリーンパーク・コスモス館前
 勤労者研修センター~神田橋 → 工業団地第一~第四
 古賀橋 → 市役所西

□バス停の新設
 コスモス館前~八反田間に「小竹東口」を新設
 勤労者研修センター~ししぶ駅東口間に「鹿部」「美明」を新設

□ルート変更など
・「1番」と「2番」の一部が連続運行(米多比こもの間を複乗
・「2番」「2-1番」が古賀駅東口発着に
・「3番」「4番」の一部をイオンモール福津まで延長
・「5番」の平日日中の一部の便が古賀駅と東医療センターを複乗し、「3番」は縮小
・「7番」が薬王寺温泉を複乗するルートに

…いずれも妄想であり、今回の改正とは全く関係ないのでご注意を(笑)。
(つづく)
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2013年4月1日ダイヤ改正(9)

2013年04月01日 |   ┣ ダイヤ改正2013
(つづき)
・「71番」と「74番」の統合

現在の「71番」(大濠公園~天神~県庁~馬出~月見町)と、「74番」の青洲会病院系統(天神~妙見~津屋本町~青洲会病院)を統合し、新たに「大濠公園~天神~県庁~馬出~月見町(複乗)~松島小学校前(新設)~津屋本町~青洲会病院」というルートで運行される(行先番号は「71番」)。

月見町行きの衰退傾向「74番」の衰退傾向、それに、近年の複乗を活用した合理化の流れ…などから考えると、こうなるのも致し方ないかなという感じ。

なお、「74番」の上脇田系統のほうはそのまま残り、引き続き、妙見経由で運行される。
妙見~吉塚駅間を走るバスは一日数本という、一昔前には考えられない状況に陥ることになる。

また、今回の改正を機に、「月見町」が「月見町・貝塚駅入口」に改称されるとのこと。
西鉄と地下鉄の貝塚駅に近い場所なので、間違いではないのだが、駅の反対側にある「貝塚駅」は福岡都心フリーエリア内のバス停(天神まで220円)であるのに対し、「月見町」はフリーエリア外のバス停(天神まで280円)であり、無用の混乱が起きなければいいのですが。
(つづく)

記事の日付にご注意ください。
コメント (4)
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