スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

東京大賞典&宝くじの購入

2008-12-29 19:53:33 | 地方競馬
 1年の競馬を締め括る大一番,第54回東京大賞典
 大井の上がり馬,ブルーホークの逃げ。少し離れてサクセスブロッケンが2番手,カネヒキリ,ボンネビルレコードと続いてヴァーミリアンはその後ろ。前半の1000メートルは64秒4という極端なスローペースに。
 このペースなのでブルーホークも直線入口までは頑張れましたが,あとはサクセスブロッケン,カネヒキリ,ヴァーミリアンの3頭による激しい叩き合いに。サクセスブロッケンがまず脱落し,外から迫るヴァーミリアンの猛追を凌いだカネヒキリの優勝となりました。
 優勝したカネヒキリジャパンカップダートから連勝で大レース6勝目。意外にもこのレースはこれが初出走。阪神と大井では砂質が少し違いますので,それがどう出るかと思いましたが,あまり影響はなかったようです。ゴール前の勝負根性も圧巻でした。
 クリストフ・ルメール騎手,角居勝彦調教師とも,ジャパンカップダートに続く今月の大レース2勝目で,東京大賞典初制覇となっています。

 明日は平塚で競輪グランプリ。山崎ー伏見の福島,平原に渡辺,永井ー小嶋の中部,井上ー三宅で西,佐藤は単騎。僕は伏見選手。

 大井では東京シンデレラマイル。ダイワオンディーヌ◎から。シスターエレキング○とブライズメイト▲。ミスジョーカー△,オリビアフォンテン△。

 ここまでの考察を利用すれば,少なくとも,僕が具体的不備で示したことについては,すでにそれは不備とはいえないという説明ができるのではないかと思います。
 まず第一に,宝くじというものの表象像があれば,つまり何らかの形で宝くじを知覚したことがある人間は,この表象像から,自分が宝くじを買うということを容易に表象し得るでしょう。繰り返しになりますが,このために必要な表象像は宝くじの表象像のみですから,これは無理な仮定ではないと思います。
 もしも宝くじを買ったことがない人間にとっては,自分が宝くじを買う表象像は,未経験の事柄についての表象ですから,これは想像です。そして宝くじを始めて買うという場合には,知覚になります。しかしこの知覚は,すでに宝くじの表象と連結しているので,驚異とか表象の動揺を来したりはしないでしょう。最後に,もしもすでに宝くじを買ったことがあるという人間の場合には,これは想起になります。そして想起の場合には,最初の前提,宝くじの表象像とは関係なく,自分が宝くじを買うことを,想起との関連で表象できるということになります。
 このことから分かるように,初めて宝くじを買う人間であろうと,宝くじを買ったことがない人間であろうと,また宝くじを買ったことがある人間であろうと,同じように自分が宝くじを買うことを表象し得るということになります。そこで,宝くじを買ったことがない人間が,宝くじを自分が購入することを表象することができるということ自体が,人間がある事象を想像し得るということの証明であるともいえるわけですが,さらに深く,これを知覚ないしは想起であると限定して,具体的不備の内容に適合するように進めていくことにします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする