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教科書の編集

2010年08月15日 | 閑話休題
「脳動脈瘤血管内治療のすべて」という教科書の編集をしました。
中部地区では、根来 真先生が脳血管内治療の普及と啓蒙に努められてきました。先生が本年、日本血管内治療学会の会長をされるということで、この教科書の出版が立案されたのです。
このため同じ中部地区ということで、岐阜大学の私にもこの教科書の編集が依頼されました。
私たち岐阜大学の同門の先生が多くのパートを執筆したこの教科書はとても良い記念となりましたし、私自身も教科書の編集について勉強させて頂きました。
今回の編集を通して色々とアイデアがわいてきました。できれば地道に形にしていきたいと思います。
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2 コメント

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教科書まで (柴犬好き)
2010-08-21 05:44:50
先生は、いろんな分野でご活躍されてますね。


アイデアとは?楽しみにしてます。
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<奇跡>の「教科書」 (はまゆう)
2010-09-05 13:21:23
『脳動脈瘤血管内治療のすべて』という、本当に素晴らしい書籍を拝見する
ことができました。出版に関わられたすべての方々に、遅ればせながら
心よりお慶び申し上げます。


この図書は、脳動脈瘤治療に従事なさるご専門家の方々、あるいはその職業を
めざしていらっしゃる皆様に向けての「教科書」ですので、
非医療従事者である私にどれだけ理解できるのか、「コメント」送信などは
失礼にあたらないだろうか・・・などと顧みる理性も働いてはいるのですが、
執筆者の方々の「心血が注がれた」お仕事に対して、感動のメッセージを
お送りしないではいられませんでした。

自分自身が生を享けた時代に、<奇跡のような>血管内治療が開始され、
改善に向けた挑戦が日々おこなわれているということ、そのこと自体の
感動もまた、この<人生の教科書>によって掻き立てられています。


「根來 眞 先生」が巻頭に記していらっしゃるように、「当初あくまでも
補助療法であったはずのものが、いまや脳動脈瘤治療の主たる治療の座に
つきつつあること」
――その背景には、文字通り、先人たちおひとりおひとりの「心血が注がれた」
奮励努力の日々がおありになることでしょう。

その<奇跡のような>治療法の開発が、合併症対策等さらなる課題を招来して
しまうという困難・・・迷い、惑い、傷つき、苦悩する、その道を避けて通れない
先生方のご心情とお骨折りに想いを馳せ、その苦難の道程を引き受けての
一歩一歩の精進の歩みに、さらなる感動を深めています。


病気に悩む患者とその家族にとって、請い願わずにはいられない<奇跡>
――奇跡とは通常、「常識では考えられない神秘的な出来事や不思議な現象」を
さす言葉だと思いますが、本書を拝見していると、<奇跡とは、そうあって
ほしいという切なる願いを、着実に実現すること>という“定義”にならざるを
得ないように思われます。


現在の治療に必要なすべての知識、近未来の治療に求められるすべての情報――
『脳動脈瘤血管内治療のすべて』全350頁には、<奇跡>を起こすための
「最新の技術と細心の配慮」が満載されています。


<奇跡>の実現をめざした本書刊行の今年=2010年が、「脳動脈瘤に対する
血管内治療が一段と飛躍する年」になることを願ってやみません。
信じてやみません。




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