簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

囲炉裏料理

2017-12-20 | Weblog
 宿泊した宿の食事処には、炭火が熾された囲炉裏が用意されていた。
ここ湯西川温泉の旅館やホテルでは串に刺した食材を囲炉裏の火で炙って食べる、
平家の時代から伝わる伝統の囲炉裏料理を提供している。





 山菜やキノコ、日光らしく湯葉やコンニャク、イワナの塩焼きや、郷土食の「ばん
だいもち」もある。鹿や熊、野鳥などの肉をたたき、山椒や各々自慢の味噌などと
合わせ味付けしたものを竹べらに付け囲炉裏で炙って食べる「味噌ベラ」は、一升
ベラとも言われ此れさえあれば酒一升が飲めると言われる逸品だ。
日本酒を竹の筒に入れて燗をする「竹酒」も提供される。



 夕食後、地元の観光情報を見ていたら、ふと一枚のパンフレットが目についた。
「秘境 奥湯西川温泉 歴史の里 平家狩人(マタギ)村」と書かれている。
アクセス地図を見ると、ここから更に車で15分ほど行ったところに在るらしい。





 興味を引いたが、歩いて行ける距離でもなく、バスも通っていないと言うので諦め
かけたが、パンフレットをよくよく読むとそこには、「湯西川温泉街のホテル、旅館等
まで無料送迎します」と書かれているではないか。
早速明朝一番での迎えをフロントにお願いした。



 翌朝八時半過ぎフロントに出向くと、「もう15分位かかりますよ」とのことだった。
オープンしてそれから車を飛ばすので、それぐらいになるとのことだ。
九時少し前になってようやく、「秘境 平家狩人村」と大きな字がラッピングされたワ
ゴン車が旅館の前に到着した。(続)



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コメント
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