安上がりなところも「極上」と自負しています。植物を
愛で、自給自足のフラワーアレンジ、そして何かを作る、描くなどです。
極上のひとり遊び
琉球ガーデンBOOK
何年か前に出た本のようですが、
最近見つけました。
植物の紹介は、
魔除け..............................悪い者を追い払う
嘉例吉(かりゆし)........めでたい、縁起の良い植物
聖木..................................神の依代として神聖視されてきた植物
に分けられていて、なんだかスピリチュアル。
沖縄の伝統的な庭や、
黒糖や海藻を使った植物活力液、
コーレーグースや、ニンニクを泡盛に漬けたニンニク液を
使った防虫(殺虫?)剤、沖縄の風水など
興味深い話題がいっぱいでした。
たまに、「北海道へ行ってイングリッシュガーデンを作るのと、
沖縄へ行ってトロピカルガーデンを作るのと、
どっちでも好きな方を選んでいいよ。」
と言われたら、どっちにするか想像してみるのです。
今なら迷わず沖縄を選びます。
20年くらい若かったら北海道へ行ったかもしれません....。
しかし、この年では、もともと苦手な
寒さに耐える自信がありません。
美しい多年草のボーダーガーデンはとても魅力的ですが、
南国で呑気に暮らす方に、どうしても心惹かれてしまいます。
この本を読んだらますますその思いは強くなり、
シーサーが鎮座した瓦屋根で平屋の昔の沖縄の家に
インテリアは、ファブリックをプロバンスプリントにして、
(これだけはどこに住んでも変わらないと思います。)
沖縄の伝統の庭を意識したトロピカルガーデン.....
なんて、妄想は膨らむのです。
また、この本は私の大好きな沖縄の版画家
名嘉睦念(なかぼくねん)さんの作品に出てくる植物を
理解するのにもとても役立ちました。
睦念さんの作品は、沖縄の空、海、山、風、植物、動物、
そして神様や精霊、自然の全てを描いている気がして、
眺めていると、心が解き放たれるような幸福感を感じます。
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