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雑草流フラワーアレンジメント(482)と2周年


    

大好きなスミレとキュウリグサに
ヴィオラを加えて飾りました。
キュウリグサのクネクネして先端がくるっと
丸まった茎がロマンチックで大好きなのです。
もちろん、青い小さな花も好きです。
英名はキューカンバーハーブとなっているので、
何か効能や用途があるのかしらと、
調べてみましたが判りませんでした。

    


   買ってきた植物
      なし

   摘んできた植物
     ヴィオラ(ネプチューン)
     ヴィオラ(スイーツヴィオラ)
     スミレ
     キュウリグサ



おかげさまで、今日でブログが2周年になりました。
少々重たい話で恐縮ですが、
私は、98才の父、右半身麻痺のある86才の母の介護をしています。
97才で認知症の為入院中の叔母も、
他に家族がいないので私が雑用をしています。
私は一人っ子で兄弟はなく、もちろん介護保険も使っていますが
ほとんどひとりで判断してやっています。
父も母も、家の中は歩くことはできるので、
朝晩のマッサージや歩行練習などで維持しています。
もうこんな生活が10年近くになります。
叔母の認知症の始まりから数えると15年以上になります。
そのうち何年かは、3人を在宅でみていました。
そんな中、いつも心がけていることは、一番は自分の心とからだの健康です。
私の代わりはいませんから、病気はできません。
からだの健康は、睡眠や食べ物はもちろんですが、
ストレスも大きいので、心の健康と深く関わってきます。
私にとって心の健康に欠かせないのが植物です。
植物を眺めたり、世話したり、花を生けたり、写真を撮ったり、
ブログの画面などで、どうしたらより花の美しさをお伝えできるか、
などを考えているときは、介護のことはすっかり忘れています。
この「忘れる時間」がないと、いろいろな不安やストレスから
ネガティブの固まりになってしまいます。
私自身が、一番いけないと思うのは
「どうして私ばっかり!」という、自己憐憫の感情です。
ここに陥ってしまうと、出口の無い迷路です。
これまで何度も何度も、迷い込みましたが
植物に触れていることで抜け出したことが、いく度となくありました。
とても親切で優しいケア・マネージャーさん、主治医の先生、
訪問看護士さん、理学療法士さん、ヘルパーさん、
そして植物に支えられてなんとか毎日を乗り切っています。
昨年だったと思いますが、介護の重圧で自殺された
芸能人の方がいらっしゃいましたが、あの方のお気持ちはいくらか理解できます。
ワイドショーの画面で、ご自宅の門扉にオレンジ色のパンジーの
パハラジャの鉢が掛かっていたのがとても印象的で、
花から元気をもらいたかったのだろうなあと想像して胸が痛くなりました。
そして、もう少しだけ植物と深く関わるか、自分をリセットする時間を持てたら
あんなことにならなかったのでは....と思いました。
眺めたり飾ったりだけではなく色々なかたちで植物と深く関わること、
生活の中で生かすことを、もっと深く掘り下げて考えてみたいと思いました。
多分、本当は苦難を抱えていればいるほど、
植物の美しさや優しさは心にしみるのではないかと思います。
そんな訳で、いつまで続けられるかわからないブログと思いながら毎日更新してきました。
親たちは毎年老いていって、私の負担も増える一方なので、
この先どうなるのか判りませんが、細く長くでもなるべく続けたいと思っています。
こんな拙いブログではありますが、いつもいらして下さる方々には
心から感謝しております。ありがとうございます。
本当はコメント欄も開けられるといいのですが、
お返事を書けないととても心苦しくなってしまうので、閉じたままです。
けれども、皆さまと植物の美しさや楽しさを共有できることは、私の大きな喜びです。











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