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植物の不思議な(9)





介護と植物-3

在宅介護をしている私にとって、
植物との触れ合う時間は、とても大切です。
介護をしていると、外出する機会は、
最小限に限られてしまうのですが、
(もう、10年も旅行に行ってない..........です。)
園芸だったら、家で最大限に楽しむことができます。
植物との関係も知らず知らずのうちに、親密になってゆきます。
植物と親密な関係を作らないと、
植物はだだの、手間のかかる厄介者になってしまいます。
長い時間を取らなくても、介護の合間の細切れの時間でも、
水やり、植え付け、剪定など、
いろいろな作業ができるのも、園芸の良いところです。
そして一番は、どんなに頑張って
介護しても、こればかりは自然の摂理で
年寄りは、徐々に衰えてゆくもの..........。
それを毎日、見守りながら暮らしているのは、
やはり、寂しくて辛くなるときがあります。
そんなとき、発芽や芽吹き、開花、実りなどの
生命の躍動が、たくさんの元気を与えてくれるのです。
これは、辛いときほど強く感じられます。
また、花も枯れてゆくように、
人間も自然の一部だから、衰えも仕方のないことと
「老い」を受け入れることができます。
植物は見た目だけのものでなく、ちゃんと心がありますから、
そんな私に優しく寄り添ってくれていると思っています。

























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