2014年12月27日 和歌山県
湯浅町① 鍛冶町通り・北町通り 重要伝統的建造物群保存地区
和歌山県有田郡湯浅町湯浅
保存地区は旧市街地の北西に位置し、東西約400m、南北約280m、面積にして約6.3ヘクタールに及びます。16世紀末期頃に開発されたといわれる北町、鍛冶町、中町、濱町を中心とする醤油醸造業が最も盛んであった一帯にあって、『通り』と『小路』で面的に広がる特徴的な地割と、醸造業関連の町家や土蔵を代表とする近世から近代にかけての伝統的な建造物がよく残されている地区です。醤油醸造など商工業を中心に発展した湯浅の町並みは、その重厚な歴史的風致を今日によく伝えていることから我が国にとって価値が高いと評価され、平成18年(2006)12月19日に全国初の醤油の醸造町として、国の『重要伝統的建造物群保存地区』に選定されました。湯浅町ホームページより
※ JR和歌山駅からJR湯浅駅へ。徒歩で湯浅地区へ向かう。途中に狭いが趣のある熊野古道を通る。
鍛冶町通り
▲この様なディスプレイはあちこちで見ることができました
▲岡正:江戸末期頃に建築された町家で、『岡正(オカショウ)』という屋号の酒屋でした。現在は町並み散策の休憩案内所
北町通り
▲幕板(右の家):庇の軒先に下げられている木製の板を幕板といいます。これは、雨水や霧状になった雨粒が屋内に吹き込むのを防ぐためのものです。降水量の多い地域ならではの意匠上のポイントでもあります。
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津浦家:麹屋:内傳商店湯浅の伝統的建築様式の 商 家で、麹の製造・販売を行っていた。平入りで、屋根は本瓦葺き(丸瓦と桟瓦が交互に組まれる)。1階にはかつては取り外し可能だった半格子があり内部には通り土間を設け、天窓がある。明治初期建築
▲幕板
▲むしこまど
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外壁とむしこまどの色のコントラストがとてもよいぞ
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