2015年4月18日 長野県
高遠閣(高遠城内)
長野県伊那市高遠町
高遠閣は昭和11年(1936)に、観光客の休憩所や町内の集会所として高遠城内に建てられた建物です。建設にあたり旧高遠町出身の池上秀畝(日本画家)・小松伝一郎(弁護士)・広瀬省三郎(鉱山経営者)・矢島一三(出版業者)らが中心となり自らが出資又は寄付を募り尽力しました。建物は木造2階建て、入母屋、鉄板葺(元こけら葺)、桁行き14間(25.4m)、梁間9間(16.4m)、外壁は真壁造、白漆喰仕上げ、2階は略全面が引き戸欄間付きの開口部で1階と2階の間は小庇を設け曲線の方立で支えています。玄関屋根は寺院などの唐破風向拝風、その上部の1階屋根にも唐破風や千鳥破風を設ける事で正面性を高めています。長野県伊那市高遠町:観光・旅行見所ナビ
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