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天龍寺~京都府京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町

2018-04-03 05:47:06 | 神社・仏閣・教会

2018年3月9日 【CTで行く奈良・京都】 京都府

京都府京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町

京都五山制度では第1位にもなった格式ある禅寺。当時の面影はないが明治以降再建の諸堂がたち並ぶ。夢窓国師の作といわれる亀山と嵐山を借景にした池泉回遊式の庭園が有名。

▼勅使門 :四脚門。寺内最古の建物

▼法堂

元治元年(1864)の兵火にて焼失、その後明治になり江戸後期建立の雲居庵禅堂(選佛場)を移築、禅宗七堂伽藍のひとつとした。法堂とは説法堂の意であり、住持が仏に代って衆に説法する場所。寄棟造・浅瓦葺、東を正面とし天井は鏡天井で鈴木松年により明治32年(1899)に描かれた雲に乗る龍の絵であったが、平成9年(1997)に法堂移築100年・夢窓国師650年遠諱記念事業として加山又造画伯により新しく雲龍図が制作された。

 

▼ 庫裏・方丈・庭園

庫裏

明治32年(1899)の建立。庫裏は七堂伽藍の一つで台所兼寺務所の機能を持つ。方丈や客殿と棟続きで、切妻造の屋根下の大きな三角形の壁を正面に見せる。白壁を縦横に区切ったり、曲線の梁を用いたりして装飾性を出した建物で天龍寺景観の象徴ともなっている。

達磨図

玄関に入った正面に置かれる大衝立の達磨図は前管長である平田精耕老師の筆によるもので、方丈の床の間などに同じ達磨図が見られ、達磨宗である禅を象徴し、天龍寺の顔ともいえる。

庭園

約700年前の夢窓国師作庭当時の面影をとどめており、わが国最初の史跡・特別名勝指定。

 

▼大方丈の雲龍図

   

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