とても気に入っている水差しです。無印良品のお店で白とグリーン、2サイズありました。これは300ccで、値段は300円以下だったと思います。ネットでは一種類しかありませんが、こちらです。500ccのポリボトル・ノズル付き・大336円(税込み)。
花瓶のお花に水を足す時、これがあればうっかり溢れる事がありません。本体を押す力を加減することで微妙な水の量が調整できます。部屋の中のごく小さな観葉の鉢に水を足す時、小回りが利いて便利ですよ~!!
実はこれ、フラワーアレンジの先生のオススメで買ったものです。その道では常識の道具なのかもしれませんが、水差しと言えば、細い注ぎ口のジョウロのようなものしか頭になかった私には衝撃。以来とっても重宝している品物です。無印でなくても、ホームセンターなどにあるかもしれませんね。
先日実家で三世代茶摘みをしました。15分くらいでしたか。
南側の塀に沿ってお茶の木とツゲが並んでいます。昔は全部お茶だったと思う。戦争中も贅沢品であるお茶を自給するためだったとか、ということは、この木、樹齢70年以上??
子どもの時から、家の外にはお茶の木が飾りに植えてあると思ってきたので、飲むために茶摘みをするのは、初めてです。
一芯二葉を摘み取る
便利なネット検索で、手作りお茶の作り方を検索。蒸したり布巾で絞ったりフライパンで炒ったりを繰り返して一日天日乾燥・・・・
結果。
味、まあ・・・飲める。市販品より味が薄いので(薄いのは、繊維を砕いて成分を抽出しやすくする工程が上手くできていないためだと思います)、葉の量がたくさん必要。出がらしにいい香りがある、という結果でした。美容のため独り占めして飲もうと思ってます。2番茶、3番茶はどうしましょ。
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お茶の葉は紀元前から美味しい事が知っられ、中国で様々に広まり利用されました。9世紀ごろ日本に持ち込まれてからでも多彩な道のりを経て、現在の緑茶の製法ができたのはやっと江戸中期。日本人のもの、と思っているお茶ですが、国内に自生はありません。また、紅茶に使われる品種は寒さに弱く葉が大きく薄い種類だそうです。
岡山県内での話題ですが、ドングリはこの秋大豊作だそうです。山道を歩くとドングリだらけです。
どれも同じに見えるドングリですが、今年は身の回りのドングリだけでも覚えようと観察しました。
これはアベマキ。これだけは、隣の公園に数十本あって落ち葉がたくさん飛んでくるのでわかります。葉の裏が白っぽく、ドングリの帽子(殻斗)には紐(?)がたくさんはえています。
ドングリがそっくりで、葉の裏が白くないものがクヌギ。関東地方ではこちらの方が多いそうです。
その次にこちらでたくさん見かけるドングリは、アラカシです。常緑のドングリの木で、庭木、生垣、公園、もちろん普通の山にもたくさんあります。
アベマキとアラカシが私の身の回りの双璧。
次に多いのが、ウバメガシ、こちらの地方ではバベと呼ばれて、瀬戸内海沿岸に多いそうです。庭木にもたくさん植えられていて、いろいろな形に刈り込まれています。常緑で葉が小さく丈夫なために好まれているようです。
その他に、雑木林で見かけるのが、コナラとミズナラです。どちらも落葉樹、ドングリのお皿はうろこ状。けれど、葉もドングリもミズナラの方がずっと大きい。
ミズナラ
ブナは、ミズナラと共に少し高い山地に見られます。
自生しないけれど公園に植えてあるのがマテバシイ。常緑で皮質・全縁の葉、大きな実がつきます。
以上、今年やっと覚えたドングリの覚え書きです。ドライフラワーノートの木の実の図鑑に整理してみました。今年は久しぶりにリースに使ってみたいと思います。下ゆでしておきました。
秋にいただいて新聞にくるんだまま土間に置いてあったコンニャクイモを春先に植えました。4月27日のコンニャクの花の様子です!!におってごらんと言われていましたが、今年は恐くてできませんでした。これが花の咲き始めなのか終わりごろなのか、もっときれいだったのか、不明。
その後切れ込みのある緑の大きな葉が伸びて夏を越し、少し寒くなってくると葉が黄ばんでいたところ、今がコンニャク作りの時期と聞いて、掘ってみました。
大きい方の塊が、4.4キロ。もらった元の芋が大きかったようです。こんにゃくを作れそうな大きさなので試してみました。小さい方はまた植えてみるつもりです。
調べてみるとコンニャクを作るためには凝固剤として、水酸化カルシウム、が必要だそうです。けれど、どこに聞いても置いてあるところがないので、ネットで取り寄せました。便利でありがたいものです。ただし、何度も作らないと元は取れません。
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ジャ~ン!初めてのコンニャク作り、よく読んで作ったつもりでしたが、固まり方が弱くて失敗作となりました。何となくまとまって見えるものの、ゆるい感じです。売り物とはかけ離れているので、人にあげるわけにもいかず家族でせっせと食べています。くせがなくてお刺身で○。味がしみやすいのでおでんで◎。またの機会に上手に作りたいものです。
ビワのシーズンも終わりかけていますが、この種で杏仁豆腐の風味がつくと聞いたので、ぜひ試してみたくなって買ってきました。
作り方はこちらを参考にしました。今までアーモンドエッセンスを利用していましたが、ビワの種風味でも全く問題なく美味しいデザートになりました。杏の種でも試してみたいものです。
新葉が出始めて生け花にも面白いし、秋の堅い葉で染めたらきれいな色になるし、種ばっかりであまりうれしくなかった実も、種が使えるとなると魅力倍増です。漢方として、材木としてなど、ビワの木は大変有用な植物だったのですね。
植物教室「公園の樹木をみる会」特別編、薄田泣菫(すすきだきゅうきん)生家の庭の観察会に参加できました。
薄田泣菫は、倉敷市生まれの詩人です(明治10年~昭和20年)。地元の高校生なら国語や歴史の授業の中で多少力を入れて紹介してもらう事があるかもしれません。難解な言葉が連なるその詩に閉口したことを思い出します。
「ああ大和にしあらましかば、/いま神無月、/うは葉散り透く神無備の森の小路を、/・・・・」響きの快く豊かなこと。
彼の生家は豪邸でもなく、庭に特別珍しい植物があるわけでもありません。このあたりでわりと一般的な樹木が植えられているようでした。数箇所に立ててある説明板の引用文が、文章家泣菫を語ってくれました。
手水鉢。桜の花びらの形に作ってあるところが、風流な好みを現しているようでした。
小さな和室が5間あるだけの平屋。数少ない家具の中で目を引かれたのがこの書棚です。クズの花が彫刻されていました。
なるほど庭には柿の老木。今ちょうど花の時期でした。
タラヨウの木の下からのぞくと、スズメ(?)が雨宿りしていました。
庭の入り口のナギ。黒々とした幹が存在感あり。
文化財として市が保存公開していることの豊かさをしみじみ感じました。詩集と随筆、ぜひ読んでみたいと思っています。
いつも陰となって支えてもらっている事に感謝をこめて~
「光は影の存在によって、その輝きを増す」というmellonさんの心象ロマン主義写真をまねまねしたつもりでしたが・・・全然違うじゃない。はい、今日は朝から雪のち雨、サーチライトで照らしまして、こんなになりました。結局、めびなさんが真ん中でデ~ンとしてました。
畑の桃の花が咲くので、子どもの時から我が家では4月3日がひな祭り。もう1ヶ月飾っておきます。花屋さんはいつも季節を先取りですね。
倉敷市自然史博物館の自然観察会「アッケシソウの花は?」に参加しました。
9月21日、浅口市寄島町 寄島干拓地です。
海から干拓地に向かって地下から塩水が流れ込む道筋に沿ってアッケシソウの群落が広がっていました。アカザ科・アッケシソウ属、塩湿地に生育する一年草。ここが本州唯一の自生地だそうですから、絶滅危惧種です。
2003年にこのあたりの群生が発見されて、町の天然記念物に指定後、守る会が発足して保護活動を始めました・・・・公園の休憩所でこうしたお話と花の顕微鏡観察の間、激しい雷雨。
雨の後に自生地見学。
秋に全体が紅葉する景色が有名です。
節のようにぐるりと白く見えるのが葉。茎に見えるうろこ模様の中心が花。花と言っても、きれいでも何でもなく、地味な植物です。けれど、塩田や、海岸沿いの湿地が失われて繁殖できなくなった植物があることを知るよい機会でした。
来月の紅葉が楽しみです。
回りには珍しい塩生植物がありましたが、花は咲いていませんでした。目に付いた植物2つ。
イソヤマテンツキ
イガカヤツリ
今日から16日(日)まで、倉敷公民館(美観地区内)1F展示室で写真展をしています。お近くの皆様、散歩がてらお出かけくださいませ。
2月になって、この写真グループの指導者中村昭夫先生が亡くなりました。たいへんな情熱を持って被写体に取り組む写真家として知られていました。私は直接指導を受けていませんでしたが、厳しいプロの指導を受けて鍛えられた皆さんから間接的に今後とも薫陶を受けたいと思っています。
そうした中村昭夫先生門下の総勢40名弱のベテランの皆さんに交じり、私はこの「紅葉」を出品しました。