「春の草間台地を歩こう」倉敷市立自然史博物館友の会の自然観察会に参加しました。
新見市草間は標高400メートル、石灰岩の台地です。「およそ3億年前、赤道付近の浅い海底に堆積した地層が移動しながら大陸プレートに沈み込み・・・・その後隆起して・・・・」とっても不思議ですが、現在では山奥と思われるような岡山県北西部一帯、太古の海底地層ということらしい。
特有の植物が生育する場所なので、楽しみに参加しました。
一帯の山は石灰岩の地層が不思議な地形を作り出していますが、草間地域は大きく起伏する土地に畑や果樹園が広がる農村です。
シロヤマブキは、庭木として広く植えられて比較的育て易いものですが、自生地は日本では珍しいそうです。ちょうど可憐な花の盛りでした。(4枚花びらがつぶれてしまってナサケナイ)
一重のヤマブキも・・・・(シロヤマブキとは別種、色違いではない)
ウワミズザクラ
3年前廃校になった草間中学の校章はシロヤマブキ。町をあげてこの花を大切にしているようでした。記念に種をいただいて帰りました。
残っていた古い校舎、キツツキが穴を開けたらしい。その中をのぞくと
昭和21年設立の学校だったそうです。