植物園で楽しみなのは、外国の植物を簡単に見ることができることですね。名前の表示も助かります。もともとマツボックリに興味があるので、針葉樹の説明は特にうれしいものでした。
スプラッシュマツ。リキダマツ、テーダマツなどもありましたが、三葉で木もマツボックリも似ているようで、見ただけでは違いは全くわかりませんでした。
その中で特徴的だったのはこのストローブマツ。葉や枝振りがしなやかで優しい感じ。五葉です。
球果も細長いものです。以上アメリカ地区にて。
セコイア。メタセコイアと似ています。
実の形が少し違って、セコイアの方が軸が太い~
スイショウ。実はバラバラにならないで落ちるようです。
ラクウショウ。公園や神社でも見かけることが多いのですが・・・・実はバラバラになるので木の実の飾りには向きません。以上3種、スギ科の落葉樹。
ユサン。緑が鮮やかで葉の先がとがっています。中国の植物コーナーにありましたが、まだまだ幼木でした。そのすてきなマツボックリが見たいものです・・・・
ウォレミア ノビリス。別名ジェラシックツリー。最古の種子植物で、オーストラリアに100株ほどが自生するだけだそうです。恐竜時代の絵にでてくるような、シダのような葉。まだ小さいものでした。ナンヨウスギ科。実はどんなのでしょう。
この実の垂れ下がり方は、鈴がぶら下がっているように見える。名前の由来は、「山伏が首にかける篠懸(すずかけ)に見立てたもの」(山と渓谷社・樹に咲く花)とのこと。プラタナスの仲間でよく見かけるのはスズカケノキ、アメリカスズカケノキ、モミジバスズカケノキの3種類で、これまであまり区別しないで見てきましたが、この写真の種類スズカケノキは葉の切れ込みが深いらしいので、今年こそは近所の街路樹のプラタナスがどれなのか覚えようと思います。
実は飾りに使えますが、落ちてこないので高枝切りで採らなくてはいけません。しかもかなりの大木になると採取は不可能。ですから、どこででもは採れません(笑)また、熟しすぎたものははじけて綿毛の付いた無数の種に分解することがあるので要注意です。
以上、楽しい植物園歩き6時間(まさか~)でした。