「第6章バラの起源」には荻巣氏のバラについての見解が数々紹介されていました。コウシンバラ、ノイバラの次に私にとって興味深いのは、モッコウバラについての記述です。
トゲのないモッコウバラは原種とばかり思っていましたが、「およそバラに棘のない野生種は一つもない」・・・・え~!?
「モッコウバラの野生種には棘があり、香りがよい・・・」そうなのですか。「中国南西部に広く分布・・・白の一重」。(なるほどそれでみなさん白の一重を大切に育てているのですね)。キモッコウを二株も植えてしまい、もうモッコウの余地はないので植えられませんが、とにかく実際の野生の状態がどのようなものなのか、見たい。(抱負4、旅行記などの写真でもいいので、見たいです)
キモッコウ
ノイバラ程度しか身近にない者としては、何とも羨ましく、もうちょっとそこの所を聞きたいしせめて写真でも見せてもらいたい部分でした。そして、原種という言葉のあいまいな部分も、やっとわかってきました。