5/7 倉敷自然史博物館の観察会に参加しました。高梁川の河川敷です。今年はノイバラも遅く、コンクリート部分でやっと咲いていた程度、パワー全開まであと一歩でした。
***「カワラ」と名のつく植物***
①カワラマツバ、新芽がきれいに伸びていました。茎が緑系の株と赤色系の株がありました。(左後ろがヘラオオバコ)
②カワラサイコ。こちらも花はまだでした。バラ科、岡山県準絶滅危惧。ヘビイチゴみたいな花らしい。
③カワラナデシコも花はまだ。草刈のタイミングで、たくさん見える年や見えない年があるようです。
④カワラヨモギと、カワラヨモギに寄生するハマウツボ(ハマウツボ科、絶滅危惧Ⅱ類)。カワラヨモギがなくなるとハマウツボも生きていけないそうです。踏みつけないように要注意。
***本日の注目***
①オニグルミ 一本育っていました。
②ウマノスズクサ。土手のあちらこちらに伸び始めたツルが見えました・・・・ヤマノイモとそっくりな気がしました。
③ハタザオ(アブラナ科)
④ハマウツボ(上述)
こちらは外来の、ヤセウツボ(ハマウツボ科)。寄生できる植物が多く、どんどんふえているそうです。去年栽培に失敗したナンバンギセルも同じ仲間で、こちらはイネ科に寄生するのでした。
⑤コウヤワラビ。みずみずしい若葉がきれいです。
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河原を歩いて名前を教えてもらいながら、外来種の多いことには改めて驚きました。土手のアカツメクサ、コメツブツメクサ、ヘラオオバコ、ツボミオオバコ、シナダレスズメガヤ、ヒゲナガチャノヒキなど、勢力拡大は続きそうです。