去年から育てている仙翁花(センノウゲ)が咲いています。5月ごろ新芽を挿したら着いたようですので、また気候がよくなったら試したいと思います。
「センノウ」と呼ばれるものがこれなのか、この仲間のどれかのことなのか、その後もよくわかりません。
明治時代のジョサイア・コンドル著のいけばなの本には、旧暦の5月、6月つまり新暦の6~7月ごろの花材として、また、よい取り合わせの例の中に「トクサとセンノウ」と記されていますが、挿絵の中にはこの花の姿が描かれていません。
室町時代の日記「山科家礼記」にも、「仙伝抄」と同じく、七夕の花としてまた、この季節の花として「せンノヲケ」が出てきて愛好されていました。
燃えるような色で肉厚のナデシコの花、暑さや湿気に強いのでこの季節助かります。