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アフターガーデニング愛好家ミセスサニーの、花飾りブログ

テリハノイバラ

2013年06月15日 | 岡山県バラ属の記録

これは近所の空き地のテリハノイバラです。(6/12)

 

ガクの一枚を見てください。このように萼片にははっきりと分かれ目があります。

 

 

これは四国の標高の高い場所にあったテリハ。

葉に照りがあり、地面を這うように伸びる。5月末から6月ごろ開花。葉や茎は無毛で腺もほとんどない。花柱に綿毛。萼片には著しい小裂片。

 

テリハの棘は、鉤型とはいえ、曲がり方は緩やか。

 

ミヤコノイバラのトゲはカーブがはっきりわかります。

 

ミヤコノイバラの中に、葉の照りが強い株を見かけることがあります。

葉先は丸いし、照りがあって、しかも崖から垂れ下がって伸びている・・・こんなまぎらわしいものがあるので、「ガク」の小裂片やトゲにも気をつけて観察したいものです。

・・・・・

四国の山・・・(モリ、ヤブ、フジ、テリハ)

県北モリイバラ自生地・・・・(モリイバラ、ミヤコイバラ、ノイバラ)

県西部ヤブイバラ自生地・・・・(ヤブイバラ、ミヤコイバラ、ノイバラ)

県南部・・・・・(ノイバラ、ミヤコイバラ、テリハノイバラ)

どうやらノイバラは、近くに数種類育つことが多いという印象を受けます。花の時期が全く違う種類は交雑しにくいのですが、テリハとミヤコのような、同時期開花の種類は雑種もできやすいかもしれません。

以上2013年春、岡山県のノイバラ5種類の観察覚え書きでした。

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コメント (4)
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