タカネバラの花の時期に登りたいと思っていましたがなかな実現できず、今年もぎりぎり最後のチャンスに登りました。散々な登山でしたが、唯一の目的だったタカネバラの写真だけ、まずアップします。
7/7 愛媛県石鎚山脈の東に連なる法皇山脈の東赤石山一帯は、蛇紋岩系のカンラン岩が露出して、高山植物の宝庫。その中に、中国四国地方ではほとんどここでしか見られないタカネバラが自生します。(徳島県剣山の自生地はシカの食害と盗掘のために絶えそうになっているとか・・・)
標高1600メートル付近になって第一の開花株に出会えました。もうほとんど終わっていますが、ゼロではない!よかった~
けれど、すぐ先の赤石山荘周辺のお花畑と呼ばれるあたりは日当たりもよく、咲き進んで花影はゼロ!花の終わった株はたくさん見えるので、一面のタカネイバラの時期にはにぎやかだったことでしょう。
標高が高い場所なら、もう少し花が残っているはずなので1707mの山頂を目指しました。
途中で、今回唯一出会ったフジイバラらしいノイバラ。
山頂近くで、岩場の間に咲く濃い花。コメツガが高山らしい背景です。
以上タカネバラの自生の様子でした。つづく