今回見たかったのは他に、ヤマイバラの立ち上がりの幹の様子です。上部の枝は花や実と一緒に見えますが、根元はどうなっているのでしょう。周囲の木々の葉が落ちているので、上から下へと、枝をたどって見ることができました。。
ヤマイバラの幹は、ほかのツル植物と比べて赤みが強く、表面が縦に裂けてはがれる性質があるようです。個性的なので、これを覚えておけば見分けやすいことでしょう。(必要な人がいるかどうかかなり疑問ですが)
手前の二本はどちらもヤマイバラ。右が若い枝の立ち上がりで、まだ鋭いトゲがたくさんあります。左は少し太くなった株で、トゲが少なくなって表面の皮がはがれてきています。
高く昇っている株の根元あたりです。太くても直径5~6センチ程度でした。
つづく