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アフターガーデニング愛好家ミセスサニーの、花飾りブログ

出雲大社

2014年04月08日 | 野歩き

3月には出雲大社にも初めてお参りしました。昨年平成の大遷宮の話題があって、大変にぎわっていまいた。

拝殿の大注連縄(1トン)。隣の神楽殿の注連縄(4.5トン)が有名な方だったのですね。

 

社殿は外からしか見ることができませんが、周囲の瑞垣も社殿もすべて檜皮葺き。一番厚みのある部分は90㎝、使用した檜皮は64万枚、しかも破格の長さのものということです。瓦以前の屋根に自然の素材を巧みに利用してきたこと、使ってある檜皮の量が圧倒的に多いことは、さすが出雲大社でした。

檜皮葺きの屋根についてはこちらに説明があります。こうした需要に答えるために、京都・奈良・兵庫などで特別な檜が栽培され、専門の職人が皮を採取するとのこと。そして、同じ木から8~10年おきにまた檜皮が採れるのも環境にやさしい昔の知恵だそうです。注連縄の藁にしても、周囲の産物を最大限利用することには大いに共感しました。(ただし、今や檜皮は自然に任せて手に入るものではなくなっています。)

良縁を願い、おみくじの花咲く杉の大木

 

遠くに第一の鳥居が見える帰り道。因幡の白兎のお話くらいは思い出さなくては。

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