種苗会社で購入した黄金オニユリ、今年も咲きました。
オウゴンオニユリは、オニユリの突然変異種で、対馬にだけ自生していたけれどほとんど絶滅状態とのこと。二倍体なので、ムカゴでも種でも繁殖する。庭で咲いているこの株は、今まで種子ができたことがないので、3倍体のオニユリとの交配種で、本物の黄金オニユリではないかもしれません。けれど、とてもきれいで優雅な野生らしい姿なので気に入っています。
ユリクビナガハムシが怖いので、新芽が出た時から二回ほど、市販の園芸用殺虫スプレーをかけて保護しました。ついでにタカサゴユリにもかけているので今のところ被害はほとんどありません。(ヒメユリの自生地で保護活動している方も、ユリクビナガハムシには閉口しているとのお話をされていて、その時このスプレー作戦を聞きました。ちなみに、ユリに似ているヘメロカリス類にこの虫は来ません。)
同時に植えたヤマユリは絶え、コオニユリも息絶え絶え。
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二本出た片方が風で折れたので切って飾りました。