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池畑 怜伸 | |
トンボ出版 |
今回の隠岐の島はシダ観察会の特別篇でしたが、ほとんどわからないので花飾りに関係する2種類だけアップします。
⇩これはテツホシダ。熱帯性のシダなので、この地の特異性を象徴しているようです。先日花展で使ったシダが、よくある「ホシダ」だとわかりました。(シダを切り花ととして使う場合、よく育った固い軸のものを選ぶことが大切です)。ホシダは薄く多少乾燥地でも生育しますが、テツホシダは湿地性で厚みがありました。
コタニワタリ(普通種)はわかりやすい形です。お花でよく使うオオタニワタリは全国的に絶滅危惧状態なので、花材は栽培種でしょう。
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ハマエノコロ。コロンとしてふさふさ、ナイス!
トウテイラン(ゴマノハグサ科)。丈夫で育てやすい美しい花ですが、自生地は日本海側に少しだけだそうです。
ネズコ。本州の高地にあるのこの木を隠岐の島で見ることができます。氷河期の生き残りらしいです。
ダルマギク自生地。海岸の岩壁などに咲いていました。
ヒメヒゴタイ。珍品。
栽培のアジサイ。きれいに秋色でした。